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口蹄疫改めて「シロ」 宮崎県が確認、東部も畜産再開へ

2010年10月22日12時54分

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 宮崎県は22日、家畜の伝染病、口蹄疫(こうていえき)の終息後、ウイルスが残っていないかを確認するために176農場に導入していた観察牛321頭の検査が、すべて終了し、全頭で異常がなかった、と発表した。これで、被害が集中した同県東部の5町でも畜産が再開される見通しとなった。

 県畜産課によると、観察牛は、最も大きな被害の出た同県川南町など、県東部の5町と西都、都城、日向の3市の口蹄疫が発生した民間農場や県有施設などに導入。約2週間飼育してから採血し、感染の形跡の有無を調べる抗体検査を行った結果、21日までに全頭が陰性と判明した。

 22日は、観察期間を最大5週間に延ばしていた川南町の36農場の62頭について、目視検査を実施。異常がないことが確認された。これを受け、県東部の5町では11月1日から順次、畜産用の牛や豚の飼育が再開される。口蹄疫は同県内の11市町で発生。約29万頭の牛や豚などが殺処分された。

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