2010年10月24日14時13分
若者向けにPRするため、会議をする大阪市のゆるキャラたち=大阪市住之江区、小玉重隆撮影
若者に手を振ってPRする大阪市のゆるキャラたち=大阪市住之江区、小玉重隆撮影
ゆるキャラまつり会場を練り歩く「あべのん」(右から2体目)たち=23日午前、滋賀県彦根市、筋野健太撮影
「PRイベントへの出演で多忙」と集団での行動を「辞退」したゆるキャラもおり、当面は17体が参加することに。大阪城を頭に載せた「ゆめまるくん」(中央区)、鶴とチューリップをあしらった「つるりっぷ」(鶴見区)などが名を連ねる。
委員会では、「まず大阪市にゆるキャラがたくさんいると知ってもらおう」と、それぞれのキャラの写真と由来、特徴などを紹介する「カタログ」を作り、市のホームページに近く掲載する。
11月からは団体や民間企業に、着ぐるみを一括して貸し出す。これまで複数のゆるキャラをイベントに呼ぶには、部署ごとに申し込まなければならなかったが、窓口を一本化して便利にする。貸し出しは、商店街による地域おこしなど公共性のあるイベントが対象で、人件費や運搬費などの実費のみを徴収する。
池田さんは「まだどれも無名ですが、いずれは、ひこにゃん、せんとくん(奈良)に振り向いてもらえるぐらいの人気キャラを出したい」と意気込む。問い合わせは、市経済局の委員会事務局(06・6208・8963)へ。(坪倉由佳子)