無肥料栽培とは、化学肥料・農薬はもちろんのこと、有機肥料(堆肥、米ぬか、油粕、魚粕、腐葉土等を含む)を一切使用せず、土壌と作物そのものがもつ本来の偉力を発揮させることで作物を栽培する農法のことです。これからの農業がゆく、道しるべがあります。

無肥料栽培
(有機農法の、その先の世界へ・・・)


【ご注意】 この栽培方法は、もちろん無農薬です。放任農法ではありません。
       ※除草も、管理も十分に行います。 不耕起ではありません。耕します。

contents

 簡単に紹介  モット詳しくを、簡単にまとめています。無肥料栽培のアウトライン。3分程度で読めます。

 
もっと詳しく 具体的な説明があります。
 
 
 
生産者紹介
  
全国各地の実施者紹介。百聞は一見に如かず。無肥料ですばらしい農業ができる事実があります。

 研究機関による報告
 
 無肥料栽培の実際、有機農法の危険性、農薬化学肥料の害など、裏付けとなるデータが満載

お問い合わせ欄
  ご意見、ご感想をお待ちいたしております。
「これはおかしい」「良く分からない」「OOOについてはどう思うか?」などなど、何なりとお便りください。今後の項目作りに活用いたします。
 

自然の森は病気知らず病虫害に悩んだ
 有機農法

自然から学び、

無農薬栽培を
目指したとき

気づいた、こたえ
    が。あります


 
【注】このサイトは、管理人・個人(与嶋靖智)が作成管理するもので、特定の会社や団体、組織などの所属や管轄のもとにおいて作成されているものでは一切ありません。このサイトの作成管理において、様々な個人・団体様から協力を得ていることはありますが、

サイト管理に当たっては、全くの独立体制であり、非営利で運営されております。特定商品・農産物の販売、販売仲介、紹介等は一切行いません。
従いまして、当サイトがもとになって、特定のグループ(組織・団体・会社等)を形成していることも一切ありません。




 ●上薬となる野菜の新しい働き。

これまでの野菜は、人が食するための食糧という位置づけでした。しかし、ただ単に満腹に満たすだけのものや、味が良いだけや、栄養が取れるという事だけでよいのでしょうか。

近年、無肥料無農薬栽培で生産された農産物のなかで、特に驚くほどの働きを見せてくれるものが現れてきています。

それは、人の病気に対して効果的に働くものとして注目されています。本来、野菜はそれぞれの種類に応じた栄養価に加えて、人の各臓器に対応される特有の活性基(ミネラル、酵素?)をもつとされています。

そのため、心臓や脳に対しては人参を、肝臓に対してはウコンを、胆嚢に対しては小豆などといった特定の農産物を食することで、各臓器の疾患に対しての著しい改善が得られることがあるそうです。(そのためには特殊な栽培が必要となります)

これからの農業は、食糧生産の枠を超え、それは一部の農産物からではありますが、より一層人の健康に貢献するような上薬となる野菜の生産がはじまるでしょう。そしてまた、人の身体の健康とあわせて心の健康にも発展することが実感できるのではないでしょうか。(→つづきを読む)



(2010.2 定期更新)
Waht`s NEW !更新履歴 
最新の情報をお見逃しなく!

2月20日 トッピクス更新 上薬の野菜

9月6日 生産者紹介、農家座談会掲載

7月10日 生産者紹介、都合上削除しました。

6月1日 「モット詳しく」全内容削除しました。
ありがとうございます! 現在までのアクセスはsince 2003.3.20 

Last update2010/2/20
 
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(本サイト内の文を無断で引用、転用することを禁じます)・・・→サイトポリシー・免責事項 
URL  http://www.h3.dion.ne.jp/~muhi/
Sustainable agriculture and safety agricultural products



  まずはじめに、お読みください。
・・・このサイトは何を願い、何を目指しているのか・・・・

それは、自然のなりゆき・・・

 無肥料栽培というと、何か特別な感じで、
それにとらわれて固執したように感じられるかもしれません。
しかし、私が大切にして、目標にしているのは単純で、
より安全で、美味しく、そして収量もあり、安定した農業です。
そして、私なりに自然の姿を感じ、自然の声に耳を傾けながら、日々畑に立ち、気づいたことをまとめてみました。


このサイトでは、無肥料栽培は十分に生産可能で、永続可能な農業ができるということを示しています。

そして私は、大きく世界の農業を見たときにおいて、
特に日本が突出した施肥量と農薬使用量があることと、
それに付随して起きている様々な環境汚染(有機栽培による環境汚染も深刻)を、
大変に危惧しています。

 
施肥を完全に否定するものではありません。
そして有機農業をすべて否定するものでもありません。
ただし、注意しなければならないのは、
有機肥料には化学成分とは違う特徴があり、
有機物は、その扱い方、
土と調和をさせる方法が非常に複雑で、
それをしっかり把握していかないと、
逆の害も多くなることを認識することが大切だと思っています。

私自身が、かつて有機農法を実施し、野菜たちの病虫害などで悩む中、分かったことは、
ただ単に有機栽培にすれば全て良いという答えはないということでした。

そしてまた、
ただ単純に無肥料にすれば全てよくなるというものではなく、
肥料をいれなくてもよくなるような、
土の状態と、作物が最大限に、のびのびと成長できるような、
環境作りがいかにできるかということが大切になります。
それは、今まで施肥という外力によってみえなくなっていた、
自然本来の力(地球と土の内力)に気づくことであります。

それには、より一層自然に耳を傾け、よく観察し、
自然のことを深く知らなければなりません。


 
そして、私の課題は、
日本の圧倒的多数の汚染された土壌や、
世界各国にある極端に痩せた荒野において、
いかに迅速に農業生産を永続的に行えるように土が復帰するか、
その方法の確立を目指しています。

しかしながら、現実のところ無肥料栽培を過大評価できるものではないことも多々あります。
これは、まだこの栽培の実施者が極少数であることと、それにともなって十分な栽培技術や、栽培のコツなどが十分に確立できていないものだからかもしれません。そしてまた、今までに私たち人間が農業のなかであまりにも膨大に及ぶ施肥、過剰な有機物、そして農薬などを多投入してきたことによる土壌の劣化が深刻なことによる自然回帰への時間が長いということも、すべての農地で良成績がすぐに上がらない原因でもありましょう。

そのようななかでも先人の実施年数も長い農家さんたちの農場においては相当の成果をあげている事実を見ることが出来ます。常識的に考えれば無肥料で3年も栽培すれば残留肥料も底をつき、その後は何も出来なくなるのではないかと心配されますが、不思議なことに、その後の減収は見られないばかりか10年、20年以上と、極めて長期において安定的に収量を得られているという事実があります。私たちは、その事実を否定することはできず、直視して探求することに十分価値があることは確かです。

あまりにも多様性に富む土壌の世界を科学的に追求するということでは、ここで紹介するあらゆる事柄があまりにも簡略化しすぎて不十分に感じられるかもしれません。
その点については、今後私自身がもっと自然科学の世界を熟知していかなければならないという課題は大きく残ります。
晴天の青空に、横一本の虹
しかしながら、 このサイトを通じて、より多くの方が無肥料栽培を知り、
実際に取り組み始めることや、学術的な探求がはじまるようなことがあれば、
私としてはこの上ない喜びでしょう。


 私にとって無肥料栽培は、今まで農業で抱いてきた疑問や悩みを超えられる大きなヒントを与えているように思えました。そしてきっと、これは全ての農業者、家庭菜園をされている方、消費者へ提言できるこれからの食と農の指針です。

それ以上に隔たりない立場で、私たち人間が共通に気付いていかなければならない自然本来の姿がそこにあるのではないでしょうか。それは、私たち人間皆が共通してもつ生活スタイルや思想性、そして新しい医療・医学の体系などを革新し、それに伴って社会システムやあらゆる産業技術や構造までもを新しくつちかうことができるような、大切な新しい世界づくりへの入り口にしか過ぎないことに気付いていただければ幸いです。


このサイトは、特定の主義や主張をするものではありません。「自然界は何を望んでいるのか」「そして、これから自然界と私たちは、何に向かおうとしているのか」ということについて、あくまでも自然界を通じて気づいてきたことを実行する一過程から生まれてきたことであり、ひとことで言えば、それは「自然のなりゆき」ということなのかもしれません。
(サイト管理人 与嶋靖智





黒大豆、無肥料栽培 この栽培について、特に栽培技術などの、実用的で具体的な方法の紹介は少ないわけですが、それは基本的な農業の栽培管理技術については、一般栽培を大いに尊重し、参考にして進めているものだからです。

 また、各々の土壌と、その土地の気候風土等、条件が多様になることにおいて、一律して断定できる栽培方法というものは示すことはできないのはもちろんのこと、例え良い事例があるにしても、それがすぐさま、どのような所でも実現可能であることはないのはもちろんです。これは、あくまでも農業として、栽培者自身の管理技量と観察力に大きくゆだねられる部分でもあります。

 そして、このサイトでは、無肥料栽培を紹介するなかで、その原理や自然の仕組み、そして私たち人間と自然の関わりを探求して得られた事柄の一端を紹介するものです。

 そして、その一連のことをご理解いただくなかで、ご自身の土壌において応用できるヒントが得られることを希望するわけです。その基本は、無肥料無農薬であり、土と作物の持つ、限りない力を最大限に発揮させることにあります。そして、そのときに現れる事象は全く新しい時代への、新しい自然観と私たち人間の新しい健康感の転換への気づきを感じていただければ幸いです。



(注意)はじめて実施しようとする方へ・・・

はじめからすぐにできると思わないで下さい。
ここで紹介する内容は事実ですが、それに至るまでには、
農家としての沢山の経験と実践の積み重ね、そして失敗があります。

良いことだからといって、すぐに誰でも成果があがるというわけではありませんので・・・

できないときは、その意味をじっくり理解し、感じてみることがはじまりです。
そのはじまりが何よりも大切です。

有機農業の、その先の世界〜無肥料栽培〜

  • うわさの無肥料栽培とは・・・
                     (サイト管理人 与嶋靖智)

  •     「現代農業」誌・2005年9月掲載記事・土壌肥料特集

    1. 「有機農業」とも「放任栽培」とも違う「無肥料栽培」
    2. 「肥毒(ひどく)」=肥料の害、という考え方
    3. 無肥料でなぜ作物が育つのか
      • 植物の根の自作自演 チッソ固定菌も菌根菌も無肥料でこそ生きる
      • 現在の科学では説明できないが……

    4. 無肥料栽培実施にあたって、取り組むべき課題は大きくあげて二つ。
      • 土にたまった肥料を抜く
      • 物理性改善は、無肥料栽培でもとても重要

    5. 大自然と土の偉力を感じよう


  • 肥料と農業の歴史と、その未来
                             (サイト管理人 与嶋靖智)
    日本化学会誌掲載記事2005年「化学と工業」誌、日本化学会 発行、Vol.58-6 june 2005・CHEMISTRY & CHEMICAL INDUSTRY
    「特集・・・食糧と化学を考える」掲載記事・666-667

    肥料と農業、食糧生産の歴史的背景を検証し、現在の世界的情勢を踏まえたうえで、将来の農業の進む姿を指し示しています。

    1. はじめに
    2. 収量倍増の歴史的功績
    3. 新たに取り組むべき問題点
    4. 資源の枯渇
    5. 今後の展望



  • 「これからの農業は・・・」
                             藤野 順弘
    (園芸新聞掲載記事2004年〜記事転載)
    1. 「これからの農業は」作物は農家の心を記憶する
      • 水は記憶する(平成15年9月17日)
      • 小規模農家にやりがい(平成15年10月7日)
      • 良い物 作れば儲かる(平成15年10月27日)
      • 美味しいものは身体に良いもの(平成15年11月27日)
      • 葉やツルを動かして返事をしてくれる作物たち(平成16年1月17日)
      • 美味しい作物を作るには(平成16年2月7日)

    2. 「これからの農業は」人の心に効く作物づくり

      • 上薬たる野菜を作るには
      • 無農薬栽培
      • 人の心に効く作物づくり
      • 世の中を変える農業とは
      • これからの土づくり


    3. 「これからの農業は」減収がはじまる 
      • これからは病気は未病のうちに(第968号)
      • これからの生き方は「三位一体の生き方」が必要なのでは
      • これからの農業は減収が始まる。対応は土の力で
      • みえはじめた心の時代
      • これからはへたらない人づくり・・・それは農業で







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