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豪雨の奄美、地元FMフル回転 被災者、方言で励ます(2/2ページ)

2010年10月24日7時30分

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写真:被災者向け情報を読む中原優子さん(左)と元井庸介さん=23日、鹿児島県奄美市名瀬のディ!スタジオ被災者向け情報を読む中原優子さん(左)と元井庸介さん=23日、鹿児島県奄美市名瀬のディ!スタジオ

写真:被災者向け情報の収集をする麓憲吾理事長(左から2人目)やスタッフ=23日、鹿児島県奄美市名瀬のディ!スタジオ被災者向け情報の収集をする麓憲吾理事長(左から2人目)やスタッフ=23日、鹿児島県奄美市名瀬のディ!スタジオ

 23日までに国道58号はほぼ復旧し、電話も広範囲で通じるようになったが、豪雨発生から2日間、住用町などの被災者は孤立状態となり、住用中学校の教職員や生徒は20、21日と校舎に避難した。新元佳代教諭(40)は豪雨が襲った20日から家に帰れず、小学生の2人の子どもとの連絡も取れずにいたが、ラジオから「子どもたちはおばあちゃんの家にいるので安心してください」と伝言が届いた。「無事だということがわかり、ほっとした。何よりもありがたい情報だった」と語った。

 スタッフは休憩時に自宅などで仮眠する程度で、ほぼ放送局にいるという。20日から一度も帰宅していない麓さんは「地元メディアの僕たちでしかできないことがある。道路や電話が完全に通じ被災者の不安がなくなるまで、放送を続ける」と笑顔を見せた。(斎藤徹、武田耕太)

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