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坂本復帰も…攻撃布陣あと1歩/CS

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テープの間をぬってベンチ裏に引き揚げる坂本
テープの間をぬってベンチ裏に引き揚げる坂本

<セCSファイナルステージ:中日4-3巨人>◇第4戦◇23日◇ナゴヤドーム

 巨人打線が“鬼門”ナゴヤドームの高い壁にはね返された。投手陣が必死の継投で8回まで3点に抑えたが、援護は1点どまり。9回に浅尾を攻め立て、矢野謙次外野手(30)の適時二塁打と松本哲也外野手(26)の内野ゴロの間に同点に追いつく粘りを見せたが、反撃が遅かった。「力がなかった。その一言です」。捕手として、5番としてチームを勝利に導けなかった阿部慎之助捕手(31)が声を落とした。

 反撃の材料はそろっていた。腰痛で3試合スタメンから外れていた坂本が「1番遊撃」で復帰。絶好調の脇谷を2番に起用し、下位打線には高橋、矢野、谷と経験豊富な打者を並べた。攻撃的布陣で中日投手陣にプレッシャーをかけ、8回まで9安打を放ったが、わずか1得点の拙攻。1回2死二、三塁の先制機、2点を追う5回1死二、三塁、7回2死一、三塁、1点差に迫った8回1死三塁。4度の絶好機で得点を奪えなかったことが響いた。

 シーズン中は得点を量産してきたクリーンアップの不振が、得点力低下を招いた。3番小笠原は2安打1打点と復調気配を見せたが、3戦目まで無安打。ラミレス、阿部は1安打に終わり、好機で凡退した。4試合で打点なしに終わったラミレスに、伊原ヘッドコーチは「犠牲フライ1本も打てなかったんだから」と嘆いた。今季、ナゴヤドームでは2勝10敗。雪辱を誓った今ステージも4試合で6得点と沈黙した。強力打線の真価を見せることなく、日本シリーズ連覇が消えた。【久保賢吾】

 [2010年10月24日9時59分 紙面から]


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