Update: 10-22 16:25
北、市・道党書記の訪中理由…「経済支援を期待」

中国式改革・開放の兆し?…専門家「新指導部の交流」
金素烈記者
[2010-10-22 16:05 ]  
北朝鮮の市・道党責任書記12人が今月19日に訪中を行い注目されている。特に金正恩(キム・ジョンウン)後継の公式化直後の経済視察の為、関心が集まっている。

これまで金正日の訪中で随行団が共に経済視察を行なった前例はあるが、市・道党責任書記らの経済視察を目的とした訪中は初。外形的には金正日の指示による視察である。

金正恩時代に中国式改革・開放を行うのではとの意見が出されている。本格的な改革・開放の前段階として、地方行政の統括者である市・道党責任書記を中国に派遣することで、地方のの経済開放の可能性を打診するための歩みという指摘。

しかし、チェ・チュンフン統一研究院研究委員は本紙との通話で「改革・開放は北朝鮮にとって政治的な意味にならざるをえない。中央政府の経済措置が下されていない条件で、責任書記の訪中を改革・開放の兆候と見るのは難しい」と話した。

「新指導体制が相互連係を結ぶことで、軍・党の交流を地方に拡大した。高級関係者の頻繁な往来・協力の制度化を胡錦濤―金正日が約束している」と説明した。

専門家らはまた、金正恩時代を控えて対外的に中国との血盟関係を誇示すると同時に、中国の対北投資・支援の拡大を通じて経済難などにともなう住民の不満の解消が目的と解説した。同時に、これを金正恩の業績と華々しく飾る事で、忠誠心を高める為に活用しようとする目的もあると見通した。

チョ・ヨンギ高麗大教授は「政治的には『代を続く親善』を対外的に誇示する意味を持ち、経済的には後継者に対する住民の忠誠心を得る為に、中国からの支援を得ることが重要だ」と話した。

北朝鮮の市、道での地下資源の開発をカードに中国との投資協力を推進する事も出来る。中朝国境地域を中心とした経済協力モデルが可能だと考えられる。

既に、豆満江流域の開発プロジェクトの「長春-吉林-図們開放先導区」開発で中朝間の協力は行なわれてる。北朝鮮が中国に使用権を与えた清津港の3、4号埠頭は、図們埠頭と命名された。現在工事中の図們-清津間の鉄道整備が終了する12月から、中国は出港権を確保すると予想される。

同研究委員は「両国の経済協力は開城工業団地の規模に達していないが、豆満江・鴨緑江周辺の経済協力モデルが今後は追い越すだろう」と予想した。国際的な孤立と南北関係の硬直化によって、足長おじさんの中国との国境地域での経済協力が盛んになるしかないと言われている。
10.10.18
       
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