イラク戦争に関する米軍の機密文書、約40万点が内部告発サイトによりネットで公表される
イラク戦争に関するアメリカ軍の機密文書、およそ40万点が22日、内部告発サイトによってインターネットで公表された。
民間のウェブサイト「ウィキリークス」が公表したイラク戦争関連の文書は、開戦した2003年の翌年から2009年までにわたっており、死者数はおよそ11万人で、うち6万人以上が民間人だったと記されている。
これまでアメリカは、死者数の記録は存在しないとしていた。
また文書には、アメリカ軍が、イラクの警察や兵士による拷問や殺人などを把握していながら、調査を行わなかったとも書かれている。
流出した文書の公表について、アメリカのクリントン国務長官は、「アメリカや協力国の兵士の生命を危険にさらす」と強く非難している。
(10/24 02:05)