歌手・北島三郎(74)が1月に発売した新曲「夫婦一生」(1月1日発売)が10万枚を突破し、日本レコード協会から9月度ゴールドディスクに認定されたことを受け、このほど都内で会見した。認定日の時点で74歳6日だったことから史上最年長となる。結婚生活50周年で金婚式を迎えた夫婦生活をモチーフにした曲とあり、感激もひとしお。雅子夫人(73)には「お前が先に逝ったら歌を歌えない。やめる」と話していることも明かし、夫婦の固い絆を見せていた。
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来年が芸道50周年のサブちゃんに、また新たな勲章が加わった。
1月1日に発売した新曲「夫婦一生」が、順調に売り上げを伸ばし、9月に10万枚を突破。レコード協会からゴールドディスクに認定された。認定日は10月10日。この時点でサブちゃんは74歳と6日だったため、02年4月に認定された映画サントラ盤「海の上のピアニスト」を手がけたイタリアの作曲家エンニオ・モリコーネ氏の73歳と6カ月を抜き、史上最年長記録となった。
発売直後のオリコンシングルチャートでも初登場10位で、史上最年長ベスト10入りの記録を更新。それに続く快挙となる。「今まで頑張ってきた自分に、また足跡ができたかな。来年の50周年に向けて、いい弾みになった」と喜んだ。
会見には雅子夫人も同席。デビュー時は、すでに結婚し子供(長男)もいたが、公表できず、隠すのに必死だったというが、この日は堂々のツーショットでの登場。「理屈抜きで支えてくれている」と50年間連れ添った伴侶に感謝した。
サブちゃんは常々雅子夫人に「お前が先に逝ったら、オレはもう歌を歌えない。やめる」と話しているという。公私共に長年一緒に歩み続けてきた証しだ。75歳となる50周年の来年は、年4回の1カ月公演を予定。「元気で頑張ること」でしっかり支えてくれる雅子夫人に恩返ししていく。
北島はまた、11月2日から、大阪・新歌舞伎座で、こけら落としとなる1カ月公演を行う。