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“異端児”風間俊介初主演銀幕デビュー

 ジャニーズ事務所に所属する俳優の風間俊介(27)が、大鶴義丹(42)の監督作「前橋ヴィジュアル系」(来年2月公開予定)で、映画初出演初主演することが22日、分かった。バンドのボーカル役だが、自身はジャニーズにいながらCDデビューを果たしていない異色の演技派。千葉県内のロケ地で会見し、「ウチの事務所でお芝居もしているというイメージを持ってもらえたら。『異色』『異端児』というのは褒め言葉と思っている」と役者魂を燃やした。

  ◇  ◇

 “ジャニーズの異端児”が銀幕デビューを主演で飾ることになった。

 風間は13歳からジャニーズJr.として活躍してきたが、これまでCDを発売しておらず、現在は俳優業に軸足を置いて舞台を中心に活躍している。今年1月公開のアニメ映画「劇場版 遊☆戯☆王」で主人公の声優を務めたが、実写映画への出演は初めて。

 大鶴義丹にとって4作目の監督作「前橋‐」は、地方都市で家族問題を抱えながらヴィジュアル系バンドとして活動するメンバーの青春群像劇。

 農家の長男でボーカル役の風間は、ジャニーズだけに歌うことはお手の物と思いきや「最近、歌はまったくやってません。ミュージカル以外で歌うのは、6〜7年ぶりだと思います。ジャニーズにあるまじき状態ですけど」と苦笑い。

 初めて味わう映画主演の座にも、「普段、『名脇役になりたいです』と公言してますし、主役のポジションにもともと固執してないので、みんなで作り上げられたら」と謙虚に抱負を述べた。

 大鶴監督からは「男の強さを出す加減がすごく上手。男っぽくなったり、男心が揺れ動いたり。僕はあまり得意じゃないんですよ」と先輩俳優の目線からも期待を寄せられた。

 ジャニーズの一員ながら、生田斗真(26)と同様、歌わず踊らずの“演技一本”で勝負を続ける風間。「世間の方はウチの事務所にお芝居のイメージがないので、それを変えられたらいいなと。斗真ともそんな話をしたことがあります。『異色』『異端児』『変わっている』というのは、褒め言葉だと思ってます」と自信もちらり。

 役者の誇りをスクリーンで見せつける。

(2010年10月23日)

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