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【芸能・社会】風間俊介 農家の青年で映画初主演2010年10月23日 紙面から ジャニーズ事務所の俳優風間俊介(27)が大鶴義丹監督(42)の「前橋ヴィジュアル系」で映画初主演することが22日、分かった。今月17日にクランクインしており、来年2月に公開予定。大鶴監督と風間がタッグを組むのは初めてとなる。 同映画は群馬・前橋のビジュアル系ロックバンドが夢をつかもうと努力する青春群像劇。両親を亡くした農家の青年でバンドのボーカル・タクジは、姉夫婦やバンド仲間と葛藤(かっとう)を繰り返しながら成長していく…。 風間は「ふだん名脇役になりたいと公言しているので、主役ということには固執していない。みんなで撮影しているという、ほのぼのさが出れば」と意気込みを語る。また、主人公がバンドのボーカルでもあり、風間にとって本格的な歌手活動は6、7年ぶりだが、「今までやってきたことなので(バンドの)イメージは作りやすかった」と自信をのぞかせた。 撮影では、手押し車を押すシーンなど随所に農作業にチャレンジする姿も。「シティーボーイのつもりだったが、地味な顔が畑に映える」と話す一方、「ビジュアル系のメークをした上で農作業の話をしたりとか、ギャップがおもしろい」とアピールする。 大鶴監督は風間を起用した理由を「風景に溶け込んでくれる、透明感のある俳優を望んでいた。男の強さの出し加減が非常に上手」と話した。 配給ケイダッシュステージ。黄川田将也(30)、加藤和樹(26)、杉浦太雄(27)らが共演。
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