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【芸能・社会】

サブちゃん 最年長金!! ゴールドディスク認定

2010年10月23日 紙面から

結婚50周年記念曲のゴールドディスク認定にうれしそうな北島三郎(左)と雅子夫人=東京・新宿の京王プラザホテルで(藤原進一撮影)

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 歌手北島三郎(74)が結婚50周年を記念して1月に発売した「夫婦一生」が10万枚のセールスを突破し、このほど日本レコード協会のゴールドディスク(2010年9月度)に認定された。

 74歳でのゴールドディスク認定は歴代最年長記録。これまでの記録は、02年4月度にイタリアの作曲家エンニオ・モリコーネ氏が映画「海の上のピアニスト」のサントラ盤で認定された、73歳6カ月だった。

 来年はデビュー50周年。雅子夫人(73)とそろって会見した北島は「昨年結婚50年を迎え、女房への感謝と思って歌ったこの歌がファンの方々の支持で大きなヒットになり、夫婦そろってお礼申し上げたい。これをバネに、来年の50周年を頑張ります」と意気込みを新たにした。

 日本レコード協会は、発売元のレコード会社から申請された売り上げ10万枚突破の作品にゴールドディスクを贈っている。「夫婦一生」は、長く連れ添った夫婦を主人公にした。夫から妻への温かい感謝の言葉があふれている。今年元日に発売され、オリコンのシングル総合チャートで初登場10位にランクインしてロングセラーを続けている。

 北島夫妻は1959年11月30日に結婚。50年間、北島三郎を支え続けてきた雅子夫人も、金婚式に花を添えたゴールドディスク受賞に「とてもうれしい」と喜んだ。山あり谷ありの歌手人生。北島にとって雅子夫人はなくてはならない存在だ。「女房との縁のおかげもあり、50年の階段を上れた。もし嫁さんが先に死んだら、オレは歌が歌えなくなる」と北島。雅子夫人は「その言葉に私もさらに頑張らなきゃ、と。夫婦であり、同志ですから」とほほ笑んだ。

 夫妻にとって、2011年は芸道50周年のビッグイヤー。すでに4カ所での座長公演が決定。また恩師の作曲家船村徹氏(78)による記念曲の制作、秋のパーティーなど着々と準備を進めている。北島は「50周年をちゃんとやって大きな区切りにしたい。ビシッとやるよ!」と力を込めた。

 

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