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【プロ野球】

ロッテ 宮崎合宿スタート 大松が気合再点火

2010年10月23日 紙面から

 30日からの日本シリーズに出場するロッテが22日、直前調整のため宮崎合宿を開始した。この日は同市内の生目の杜運動公園で約3時間の練習。中でも精力的に体を動かしていたのがクライマックシリーズ(CS)ファイナルステージで2本塁打を放った大松尚逸外野手(28)だ。

 「1日空いたので見えない疲れが出ました」。CS突破後初練習を終えた大松は苦笑い。ただ、その言葉と裏腹に、フリー打撃では快音を宮崎の空に響かせた。

 日本シリーズで活躍し本紙の1面をゲットするという“野望”を持つ大松。CSではファイナルステージの1戦目と6戦目で一発を放つなど“恐怖の8番”ぶりを発揮した。CSに入ってから「自分らしいライナー性の打球が飛ぶようになった」とも話していた。調子はキープしている。頂上決戦への気合も再点火した。

 「シリーズまで時間はあるし、試合にも出るので、しっかりと調整をしていきたい」

 23日からフェニックス・リーグに4試合出場して、最後の仕上げを行う。西村監督から「5番の座は実力で取り返せ」とゲキを飛ばされており、そのためのアピールも必要だ。「頑張ります」という言葉に力を込めた大松。“野望”を現実にするため、宮崎で長距離砲ぶりに磨きをかける。 (川越亮太)

 

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