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【格闘技】

棚橋組が逆転発進

2010年10月23日 紙面から

中邑真輔(左)にエルボーを放つ棚橋弘至=後楽園ホールで

写真

◇新日本プロレスGIタッグ・リーグ戦

(22日・後楽園ホール)

 新日本プロレスGIタッグ・リーグ戦が22日、東京・後楽園ホールで開幕した。“秋の本場所”は波乱の幕開け。初優勝を狙う本間朋晃(33)真壁刀義(38)組と、TAJIRI(40)棚橋弘至(33)組がともに勝ち点2をあげた。

 メーンのTAJIRI、棚橋組×中邑・D・ピューダー組の対決は思わぬドンデン返しがあった。パワーで圧倒されていたTAJIRIがローブ際で、中邑に毒霧を吹きかけ、一瞬のうちに形勢が逆転、孤立したピューダーに棚橋のストリングブレードがヒット。棚橋はここぞとばかり得意のハイフライフローを見舞って華麗にフォールした。勝ち誇った棚橋は「IWGPはオレしかいない」と3度も繰り返す猛烈なアピール。ベルト奪回へのすさまじい執念を見せつけた。

 この後、IWGPヘビー級王者小島聡が「中邑、早く返事しろ」と名指しで指名したことから、棚橋、真壁、後藤がリングに乱入、会場は大揺れした。 

  (門馬忠雄)

 

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