和田一浩外野手(38)の放ったライナーが前進守備のラミレス外野手(36)の頭上を越えた瞬間、峰もラミレス同様に“バンザイ”だ。
「やっぱ、最後は和田さんだった。頼りになる男は違うねぇ」。巨漢の中田亮内野手(22)がホームベースを踏むのを見届けるや否や、サンケイスポーツの電話に「スゴイいい試合でした」と大喜び。続けて「クライマックスシリーズは監督の差。落合(博満)監督(56)の采配が良かったと思う」と分析した。
TBS系「アッコにおまかせ!」の打ち合わせのため、前半戦は見られなかったが、午後8時に帰宅。CS3戦のうち、自身が観戦した3戦目だけが負けたとあって少し悩んだが、やはり日本シリーズ進出が決まる瞬間は見届けたかった。
4年ぶりにリーグ制覇した今月1日、落合監督との約束で、東京・日暮里の卸問屋で新調した金色のスーツで名古屋まで出向き、ビールかけに参戦。この時、実はすでに別の卸問屋に金のジャケットに加えて、銀色のパンツとベストを特注していた。1954年以来、56年ぶりの完全制覇を果たしたあかつきには「金と銀の衣装で駆けつけます。みんなと美酒を味わいたい」と約束。「とにかくドラゴンズファン悲願の完全制覇をしてほしい」と力強く語った。