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中国四川省徳陽市で23日午後、若者ら約100人が反日デモを行い「小日本(日本人の蔑称)は釣魚島(日本名・尖閣諸島)から出て行け」などと叫んだ。周囲のやじ馬が加わって群衆は千人規模に膨らみ、治安当局ともみ合いとなり、騒ぎが散発的に続いた。中国で週末の反日デモは2週連続。発生が確認された反日デモは18日以来。インターネット上には湖北省武漢市でも小規模な反日デモが行われたとの情報がある。
北京の日本大使館は中国在住の日本人や日本人旅行者に注意を呼び掛けているが、日本人が被害に遭ったとの情報は入っていない。
中国当局は23日朝からネット上などでデモ呼び掛けがあった地方都市や北京の日本大使館周辺で厳重警備を続け、デモの抑え込みを図った。湖南省長沙など一部地域では学校側が休日返上で生徒を登校させ、参加を阻止した。
四川省の省都、成都の北約60キロの徳陽市では午前中、デモの集合地点とされた市中心部の広場周辺で治安当局が千人規模の厳戒態勢を敷いたが、午後2時半(日本時間同3時半)すぎ、突然約100人の若者が現れてデモを始め「祖国は皆の声が必要だ」などと書いた赤い横断幕を掲げて行進。
当局は拡声器で解散を命じたが、広場から離れた場所で行進するなどデモが断続的に続いた。対日批判と関係なく「警察はどけ」などと騒ぐ群衆もいた。日本車が壊されたとの情報もある。
徳陽市は人口約380万人の工業都市で、2008年の四川大地震では大きな被害を受けた。
香港の人権団体によると、徳陽、長沙では大学や高校、小中学校で23、24両日を登校日とした。
23日、デモの呼び掛けは徳陽、長沙のほかに河南省開封市、江蘇省無錫などでもあったが、デモは確認されていない。24日も江蘇省南京市、甘粛省蘭州市などでデモの計画がネットで伝えられたが、デモ情報はほとんどが当局に削除された。いずれも尖閣諸島に対する中国の領有権などを主張している。
長沙ではデモを呼び掛けた数人が警察から事情聴取を受けているとの情報もある。(共同)
(2010年10月23日23時53分 スポーツ報知)
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