千葉真一Ｊｒ．お披露目…結婚披露宴に６００人が出席

結婚披露宴に登壇した（左から）千葉真一、玉美夫人、息子の真剣祐、郷敦くん

　アクション俳優のＪＪサニー千葉（千葉真一、７１）が２２日、東京・グランドプリンスホテル赤坂で１９９５年に再婚した玉美夫人（４３）との結婚披露宴を行った。梅宮辰夫（７２）、夏八木勲（７０）、北の湖親方（５７）、魔裟斗（３１）ら各界から約６００人が出席。長男の真剣祐君（マッケンユー、１３）、次男の郷敦君（ゴードン、１０）がお披露目された。

　結婚１６年目。「妻にウエディングドレスを着させてやりたい」という念願がかない、千葉は喜びもひとしおだ。玉美夫人の花嫁姿には「ちょっとビックリしましたよね～。変わるもんですね。今の化粧はすごいよ」と必死の照れ隠し。熱いキスと抱擁で永遠の愛を誓った。

　披露宴では、米カリフォルニア州ビバリーヒルズ在住の真剣祐君と郷敦君があいさつに立った。真剣祐君が「映画を作っているパパが一番好き。でも、ハリウッドで映画を作りたいなら、もう少し英語を勉強した方がいいよ」と話せば、郷敦君も「足に塗る薬とボンドを間違えて塗ってしまうパパのことが大好き。最近はちょっとおじいちゃんぽいけど、いつまでも元気でいてね」。この日一番の笑いを取って、大物の片りんをうかがわせた。

家族でキャンドルを点灯した

　２部形式の後半では、自身の芸能生活５０周年記念式典が行われ、息子との演武、まな娘の女優・真瀬樹里（３５）との殺陣の実演を披露した。

　「あっという間の５０年だった」と千葉。「まだまだやり残したことがあるので精進したいと思う。米国ハリウッドで日本の俳優を育てたい」と新たな目標を掲げた。息子たちが将来役者を目指すかには「本人次第」としながらも、「やると言ったら大喜びで（俳優養成所へ）連れて行くよ」。将来の共演を夢見ていた。

　◆ＪＪサニー千葉　旧名・千葉真一。本名・前田禎穂（さだほ）。１９３９年１月２２日、福岡市生まれ。７１歳。日体大を中退し、５８年東映入社。５９年テレ朝系「七色仮面」で俳優デビュー。６１年「風来坊探偵　赤い谷の惨劇」で映画初主演。７０年ジャパンアクションクラブ設立。７２年「キイハンター」（６８年）で共演した野際陽子と結婚（９４年離婚）。代表作に「戦国自衛隊」「柳生一族の陰謀」「影の軍団」。米映画「キル・ビル」（０３年）ではアクション指導も。１７４センチ。血液型Ｏ。