大谷吉継の生き方テーマに講演会　あす、敦賀市図書館　福井

　敦賀市読書会連絡会主催の文化講演会が２２日、市立図書館で開催される。講師は敦賀短期大学の外岡慎一郎教授で、「大谷吉継〜その生き方、人間性〜」と題して講演する。

　戦国武将の大谷吉継は、天正１７（１５８９）年に敦賀城主となり、各地に出陣したため、城を空けることが多かったが、戦地から家臣を指揮、城下の整備に取り組んだという。

　関ケ原の戦いでは、西軍の主将、石田三成の盟友として加わり、自刃したといわれている。司馬遼太郎は著書「歴史を紀行する」の中で「三成に乞われ、負けを見こして西軍に荷担。友情だけが動機だった」と述べている。

　申し込み不要。無料。問い合わせは敦賀市立図書館（（電）０７７０・２２・１８６８）。