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東京円、81円台に突入 円高進行2010年10月12日 
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 連休明け12日の東京外国為替市場の円相場は、一時1ドル=81円台に突入した。前週末に発表された米雇用統計が予想以上に悪化したことで、米国の追加金融緩和への観測が一段と強まった。
 前週末の先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)は為替相場の安定を打ち出したが、円高に歯止めがかからず、1995年につけた戦後最高値の79円75銭をうかがう展開となった。
 野田佳彦財務相は閣議後の記者会見で、「必要な時は介入も含めて断固たる措置を取る」と円高をあらためてけん制したが、円買いの勢いが上回った。
 午後1時現在は前週末比53銭円高ドル安の1ドル=81円86〜89銭。ユーロは1円04銭円高ユーロ安の1ユーロ=113円62〜65銭。
 G7では為替問題が主要議題になったが、「日本の為替介入に対する風当たりは思ったほど強くなかった」(為替ブローカー)とされる。
 連休明けの東京市場では、11日にシドニー市場でつけた1ドル=81円37銭からは円安方向に戻し、82円台で取引が始まった。午後に入り円買いの勢いが強まった。
(共同通信)


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