県が進める新石垣空港の建設地内で約2万年前の人骨が見つかったことを受けて行われている発掘調査で、新たに約3200年前の炉跡やイノシシの歯の装飾品などが見つかったことが12日、分かった。保存や追加調査の必要性は調整中だが、2013年3月予定の同空港の完成と開港に影響はないとしている。
同課や調査を担当する県埋蔵文化財センターによると、9月から始めた発掘作業で、約3200年前、約500年前にそれぞれ火を使った「炉跡」や土器、300年前のパナリ焼きなどが発見された。
同日の県議会観光振興・新石垣空港建設促進特別委員会で県教育庁文化課が報告した。