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中日・岩瀬“痛恨”被弾で黒星も指揮官「仕方ない」

岩瀬は阿部(左)に勝ち越し被弾

 <巨人3−2中日>口調はいつも通り淡々としていたが表情は硬かった。ポストシーズンでは初めて経験した屈辱。CSと日本シリーズ合わせて24試合、26イニング目にして初黒星を喫した守護神・岩瀬からは悔しさがにじみ出ていた。

 「若干、甘いところには入ったけど大体、意図したコースだった。何とかしたかったけど、これじゃあね…」

 8回に代打・野本の起死回生2ランで同点に追いついた直後の9回だ。勝てば文句なし、引き分けでも3年ぶりの日本シリーズ進出が決まる一戦に4番手として登板。その先頭打者・阿部にカウント1−1から内角シュートを右翼席に運ばれた。

 岩瀬でやられたら仕方ないか?という質問に落合監督は「うん、しょうがない」とレギュラーシーズン中と同じフレーズでかばった。

試合結果

[ 2010年10月23日付 ]

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