October 24, 2010
電動自転車ジェッターくん、高速化計画進行中!!
最近、うちの自転車ファミリーの仲間になった、パナソニックの電動自転車、ジェッターくんですが、どうしてもマドンやほかのスポーツ系の自転車に乗り慣れていると、もたつき感がきになりました。
確かに、坂はいいのですが、それ以外では、どうも、漕いだだけ進まない、なかなかスピードが出ない、という印象がぬぐえませんでした。じっさい、かなりふんでもなかなか20キロ台の後半まで、スピードがのりません。
もちろん、ジェッターしか乗っていなかったらそこまで感じなかったのでしょうが、どうしてもTrekのマドンや、Giantのロードバイクと比べてしまうためです。したがって、片道5キロをこえると、躊躇なく、ロードにしていました。
ところが最近、体脂肪率改善のため、近所は20分以内は歩くようにしたので、ジェッターくん、近所のりにも出番が少なくなってしまいました。
なのでコツコツ行っていたジェッターくんの高速化計画を、一気に進めてみました。これまで行ってきた具体的な内容は、以下の通りです。
1. タイヤを細いものに変更
32cから28cへ。ほんとうはもっと細いのにしたかったのですが、これが限界でした。なので、空気圧も、よくチェックして、すこし多めにいれるように習慣づけました。ついでに、色も本体に合わせて白にしました。
2. ペダルをピンがたくさんついているものに変更
デフォルトのペダルはかなりノーマルなのだったので、スパイダーに取り替えました。
3. サドルをスポーツタイプに変更
サドルがどうも、ふわふわ気味だったので、なんか、ロスがあるように感じて、堅めのサドルに変更しました。
4. ドロヨケをとり、カゴは着脱式に
ロードとの差別化のため、あえてドロヨケやカゴをつけていたのですが、雨の日は乗らないことにして、ドロヨケを外し、カゴは着脱式にして軽量化しました
5. サドルのリングをアジャスタブルからただのリングに変更
サドルを止めているリングが最初についているものはアジャスタブルだったのですが、どうも、そのアジャスト部分にももがあたってスピードを妨げるので、サドルの高さを固定して、リングに変更、アジャスト部分の部品を取り払いました。
6. グリップをエルゴグリップのものからゴムの通常の白に変更
エルゴグリップは持ちやすいのですが、スピードを出すための前傾姿勢にあまりフィットしない感じだったので、通常のグリップで、ゴムの突起がたくさんでているものに変更、手袋をして乗るようにしました。
そして、その結果、じゃじゃーーーーん、ふつうに踏んでも、時速20キロ後半、出るようになりました。なので、マドンのように片道10キロ以上でもらくらくとまではいきませんが、7-8キロであれば、まったく楽に到達できるようになりました。
何が効いたと言うよりは、細かい改善の積み重ねがリンクした、という感じだと思いますが、やればできる、いやもう、うれしいです。
そして、けっこうジェッターくんがいい感じなので、これでしばらくマドンが手許からなくなっても大丈夫なので、そろそろ、マドンの方も久しぶりに大きく直そうかと思います。
正確には、マドンのフレーム自体を何かに変えてしまって、部品その他は全部使おうと思っているので、新しい自転車の名称をなんというのかは難しいところですが。
なぜマドンを変えたいかというと、当時、フルカーボンのフレームは480mmが1番小さいサイズくらいで、158cmの私には実はちょっと大きかったのです。扱えるぎりぎりぐらいですが、やはり、バランスはよくありません。もう一台のロード、GiantのTCR 650のほうが、バランス的にはいい感じです。
そして、最近は440とか460でどんどんいいフレームが出てきているので、マドンの部品をぜんぶそちらに移してしまって、自分の身長にあったロードバイクを新調したいなぁ、と思っています。
自転車のさまざまな悩み、いろいろと自転車やさんに相談したり、ウェブで検索すると、ヒントがたくさんありますので、できる範囲の改良を、まぁ、お金と時間次第でしょうが、できる範囲で行うことをお薦めしたいです。
しかし、ほんと、結果が出ると、うれしいです。カゴをつけると、こんな感じです。街のりにも愛用しています。
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October 20, 2010
Facebook勉強中~ファンページ運用1週間による雑感
ここ1週間、Facebookの練習にいそしんでいます。
全世界で5億人のユーザーがいるというFacebook、アカウントはとったものの、ずっと放置していました。もう、1年近く、放置していたような気がします。
そうしたら、9月に、たまたま、海外の友人と写真を共有しようとしたら、「Facebookで送るから」と言われて、「????」状態の私。あわてて、眠っていたFacebookアカウントを復活させようとしました。
で、しかも、しばらくほっておいたので、ロックがかかっていて、外れません。写真がパタパタとでてきて、誰の写真だか、当ててくださいとのこと。何回も連続で外れて、アカウントがとうとう開かなくなり、あわててサポートにメールをして、ようやく再開。
そしてリアル友人から来ていたほっておいた友だち申請を承認、なんにもわからないので、まずはFacebookにアクセスしたときにオンラインになっていた友人をチャットで捕まえて
「なにからはじめればいいのーーーー」
と聞いて、アプリやファンページ、掲示板のやり方をなんとなーーーーく、教えてもらいました。しばらくは、個人ページだけで運用していましたが、相互フォローも大変だし、あまりmixiと変わらないので、いまいち、おもしろさがよくわかりませんでした。
すると、「公式ファンページはないの?」と何人からか尋ねられたので、調べてみたら、二人ほど、非公式の私のページを作っていましたが、公式ページはないです。当たり前ですね、うちが作っていなければ。
そこでまた、概念も何もわからないまま、「ファンページ」なるものを作ってみて、自分の個人アカウントを管理者としてアサインして、整備をはじめて見ると、
「なるほどーーーーーー」
と目から鱗が落ちたのです。
要は、Facebookは、個人の名刺代わりのaccountを作り、さらにそこに、企業のような形で組織または個人のHP代わりのファンページを作り、そこに個人から集まってくるしくみだったのです。
そんなこんなで、悪戦苦闘していたら、Facebookの日本支社の方が見るに見かねたのか、Facebook Goodsとともに、「わからないことがあったら、連絡くださいねーーー」と会社に連絡先をくれました。
よかったーーー、ということで、とりあえずすぐに連絡して「あそびにいきまーーーー」と返信して、さっそく今週の火曜日の朝に訪問してきたのです。
いやぁ、ほんと、行ってよかったです。行かなかったら、まったく概念がわかりませんでした。私が理解する限りでは、Facebookの特徴は以下のようなところです。
1. 基本的には生活者のインフラである。携帯電話に近いイメージ。もともとハーバード大学の学生ネットワークからスタート。そこから、イエール大学などに広がっていった。
2. したがって、原理原則として、実名登録。5年前までは、アメリカでも実名登録はさほど一般的でなかったけれども、Facebookがその風土を変えた。
3. そのため、友人登録は携帯電話を教え合うのと同じくらい、慎重にした方がいい。代わりに、人が集まるコミュニティとして「グループ」や「ファンページ」が個人ページとは別途存在する。
4. Facebookを支えるのは、スーパーエンジニア集団。上場もしていないため、さまざまな要望やアイデアを、バグがあってもいいから、いち早く市場に出してユーザーに磨いてもらう、ということをしている。
5. 日本では、ゲームなどを前面に出せば会員獲得は可能だろうが、それだと趣旨にそぐわないため、これまで日本ではほとんど広報活動を行っておらず、この10月から少しずつ、メディアオリエンテーションをはじめたばかり。
6. アメリカでは、通常のURL以上に、ファンページのURLが浸透している。さまざまな著名人や企業も、TwitterよりもFacebookのほうが、何倍もフォロワー数が多い。オバマの大統領キャンペーンが有名。
ここまでは概要ですが、実際に私が試してみて感じたことは、以下の通りです。
1. これまでのSNSと違って、相手の顔や名前がよくわかるので、リアルの対面に感覚がより近いです。
2. 操作性と、機能がずば抜けています。
-文字、リンク、写真、アプリケーションの共有と活用が秀逸です。
文字・・・何文字でも可能。HTMLももちろんOKリンク・・・サムネイルが出てくるから、便利です
写真・・・アルバム作成機能が軽くてさくさくでいいです。人をリンクできるのもおもしろい
アプリケーション・・・TwitterやFlickrとつなげる系、まったく関係カレンダーや地図系、ゲーム系、RSSフィーダーなど、さまざまなアプリが無料で使えます
3. 互いの感情を伝え合うところが高機能。いいねボタン、小さなところにもコメントをつけられること、気楽なコミュニケーション可能です。しかも、どこかになにか着くと、それが地球マークのところでわかるようになっています。
4. アプリケーション、ファンページ、チャット、メッセージなどの機能が豊富です。これまでの個人や企業のサイトすら、Facebookでほとんど代用できてしまうかもしれません。
5. 写真共有サイトとしても、秀逸です。最小限の機能ですが、コミュニケーションには十分。すでに世界最大の写真共有サイトにもなっているそうです。
しかし、なんといっても
「使っていて、ユーザーとして気持ちのいい感覚」
を作り出しているところが、秀逸です。それぞれのコンテンツにいいね、のほかコメントを気軽にし合える、相手の実名がわかっているという安心感です。
日本ではまだまだ英語の説明やアプリが多いことから、言語の壁もありますし、会員自体が160万人くらいとTwitterやmixiに比べると小さいのでこれからの拡がりは未知数ですが、もう少し追いかけていきたいと思います。
ちなみに、ファンページというのは日本語の呼び方で、アメリカでは単にPagesです。
HootSuiteやPixelpipeによるTwitterとの同時ポスト、FBからTwitterへのフィードなどさまざまなものを試していますが、今後も
Twitter - Facebook - ブログ
の使い分けがますます複雑になりますし、重要にもなると感じました。
ちなみに、個人ページの方でお気に入りは、自分の行った国と年を登録していくアプリ。まだ35カ国しか行っていないことがわかったので、一生の間に100カ国の目標を達成すべく、がんばります。
また、昔の友人・知り合いたちと会う約束がこのFacebook復活を機に3件、入りました。そういうものが一番楽しいです。
もう少し、遊んでみます。
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October 03, 2010
「やればできる」と「残酷な世界で生き延びるたった一つの方法」は実はかなり似ていることを言っているのではないでしょうか?
いろいろな方に「書かれているよ」と勧められたので、橘玲さんの、「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」を通読しました。
私が書いた、「やればできる」は本当か、ということを繰り返し、引用されています。
ところが、ぜひ、橘さんにお伺いしたいと思ったのが、橘さん、「やればできる」を正直、通読していないのではないかという印象を受けました。
なぜなら、「残酷な世界で~」と「やればできる」でいっている手法は、ほぼ、同じだからです。
それは、「自分が相対的に得意な能力を生かせる仕事に就こう」、この言葉に凝縮されます。
それをなぜか、「やればできる」を自己啓発の能力開発手法の典型として、いわゆるマルチプル・インテリジェンスの論理・数字的能力を中心とした開発手法として引用されている印象を受けました。
ちなみに、やればできる、は
しなやか力
したたか力
へんか力
とんがり力
にわけて、長所をみつけ、それを伸ばして、上手に環境に合わせて、ある分野でとんがる、そのための考え方・手法の本です。
もし、このエントリーを橘さんや、その関係の方がご覧になったら、ぜひ、ご意見いただけると興味深いです。
したがって、本の内容にはほとんど違和感はありません。ただ、以下の2点については、相違があります。
違和感1. 能力が遺伝であるということにやや強調しすぎているのではないかと思います。
最近の研究では、遺伝の影響は半分を超えないし、人種による能力差もない、ということで一致してきていると考えています。
ぜひ
頭のでき、などを読んでいただければと思います。
違和感2. 愛情空間と貨幣空間のルールの差について
橘さんの本で秀逸なフレームワークが
愛情空間
貨幣空間
の考え方です。私はこの区別は、わかりやすいし、必要だと思います。
ただし、私は愛情空間の延長に貨幣空間があってしかるべきと考えていまして、それほど橘さんほど、両者に強い区別があると考えていません。貨幣空間も、ウェットであるべきと考えています。そうすると、橘さんの指摘する「残酷さ」が実は貨幣空間にも広がることになって、よくないのかもしれませんが。
いずれにしても、たいへんおもしろい本でした。筆力がある著者さんなので、エピソードも含めて、すーーーーっと読むことができます。お薦めです。
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September 26, 2010
夢の糖「トレハロース」の研究・見学に岡山の林原さんまでいってきました
みなさん、「トレハロース」が何か、ご存じでしょうか? 最近では一部、テレビCMもあるので、ピンと来る方もいるはず。ふだん、見慣れたものですと、こんな商品たちに入っています。
このトレハロース、何かというと「糖」の一種です。調べようと思ったきっかけは、どら焼きでした。
わたしがドラえもんが好きだといっているせいか、どうも、事務所に来るときにどら焼きを持ってきてくださるお客さまが多いのです(別に嫌いではありませんが、ドラえもんほどは好きではないです)。
そして、小学館で今度出す新刊を書いていて、担当編集の小川さんが、原稿打ち合わせ時のお土産にどら焼きをもってきてくれたのですが、たまたま別のどら焼きが会社にあって、なんとはなしに成分を比べてみました。
すると、小川さんの持参の新進のお店のお菓子には「トレハロース」というなにかが入っていて、もうひとつの老舗のどら焼きにはそのトレハロースが入っていませんでした。
あれ、これ、なんだろう、なぜ違うんだろう、と思って、トレハロースをググってみたら、こんな説明が出てきました。
リンク: 林原商事 | 製品紹介 トレハ トレハロースとは.
え、夢の糖? 命の糖? 林原という会社が特許を持っていて、昔1キロ3万円がいまは300円????
気になって、もっともっと見てみると、確かに、さまざまな食品を気を付けると、たしかに、トレハロースがたくさん入っているのです。
なぜ、トレハロースを入れるのかと考えてみたところ、さまざまな効用があるようです。
リンク: 林原商事 | 製品紹介 トレハ トレハの不思議.
うーーーーん、それでもよくわからない。
とりあえず、もっと知りたいので、林原の東京の事務所に連絡をしてみました。
「そちらで、トレハロース関連の取材や、見学はできますか?」
残念ながら、東京では研究所とかがないので、岡山の本社までいかないといけないようです。せっかくなので、これもセレンディピティ、小学館の新刊にこの話を盛り込むことにして、小川さんと岡山まで取材にいくことにしました。
出迎えてくださったのは、株式会社林原、理事執行役で広報責任者の村嶋さん。「どこでも写真撮っていいですよ」と寛大なことばに甘えながら、社員食堂でランチをいただいて、そのあと、研究所と、あと恐竜化石などを、ぐるーーーーっと半日、回らせていただきました。
林原さんは創業100年以上のとても、とても伝統ある会社です。バイオ企業と呼ばれるのに違和感があって、ビジネスの基本は「でんぷんやさん」だそうです。トレハロースだけではなく、さまざまな糖や甘味料の研究製造販売をしています。
そして、このトレハロース、糖の構造がちょっと変わっていて、くわしい説明はHPを見ていただきたいのですが、要は、トレハロースを少量、食品などに加えると
・炭水化物
・タンパク質
・ビタミン
の劣化を防ぐことができるそうです。もともとトレハロースは自然界にもごく少量存在するのですが、抽出すると1キロ数万円になってしまって、せいぜい化粧品くらいにしかつかえなかったそうです。
それを林原さんは、酵素を使って、安価なデンプンから合成するのに成功しました。1キロなんと、300円。普通の砂糖の約倍くらいですから、安価な食品にも使えるようになりました。
これがトレハロースの説明です。
林原さんは非上場企業のメリットを生かして、成果まで時間がかかるような研究、ニッチな研究を続けています。例えばこちらは、ハツカネズミをつかった、冬眠の実験。もう、20年も研究されているそうです。
恐竜だって、研究対象です。
お土産にトレハロースをいただいてきました。
より詳しい内容は、近刊に書きていきたいと思いますが、とにかく、一つ一つの説明が感動の嵐。へえーーー、ほぉーーーー、なるほどーーーー、ばかり。
ぜひ、みなさんの身近な製品にもたくさん、トレハロースは使われていますので、見つけてみてください。私たちのお料理やお弁当につかっても、いいそうです。
わたしにとっては、新しいことを知ること、おもしろく知的なものをみつけること以上に、ワクワク・ドキドキすることはないので、たいへん楽しい岡山の旅でした。
これからも、いろいろと全国・全世界を回って、ひとつひとつ、新しいことを自分の目で確かめて、見つけていきたいと思います。
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September 18, 2010
広瀬香美アルペンライブ in 名古屋 に行ってきました
リンク: 名古屋アルペンライブ レポート: 広瀬香美の心とろける音楽の時間.
広瀬香美さんのアルペンライブに行ってきました。写真は、1回目と2回目の間に休憩している香美さんとのツーショットです。
私は下記の記事で力説していますが、香美さんの100%の持ち味は、CDやダウンロードでなく、ライブ、それもピアノ弾き語りの1人ライブです。
リンク: 日々の生活から起きていることを観察しよう!!: 香美別邸の感動を伝えたくて~広瀬香美さんとの出会いから1年.
バンドでなく、ピアノの弾き語りですから、香美さんを囲むような形が最高です。東京では毎年、国際フォーラムCで香美別邸を行われますが、ここは1,500人くらいの会場なので、ちょっと大きい感じ。それが、今日はなんと、150人のホール。本当にぜいたくでした。
名古屋地区限定で販売された2回分のチケットはあっという間に完売で、新幹線に乗って買いに来たお客さまもたくさんいるそうです。それでもさらに、全国遠くから来たファンの方が何人かチケットを入手できず、チケット余っていませんか、誰か売ってくれませんか、と頼んでいる姿もありました。コンサート中、ガラスの向こうでやはり、入れなかったファンがずっと聞いていました。
そんなプレミアムコンサートですが、すみません、のっけからお詫びです。なんと私、一番前で聞いてしまいました。ファンのみなさま、本当に申し訳ありません。しかし、なんでファンのみなさんがあれだけ気合いを入れて、すぐ側の席を撮ろうとするのか、正直、初めてわかりました。私は香美さんのコンサート、のべ10回近く行っていますが、ほんとうに、至近距離で聞くのは、「別次元の体験」でした。心も、体も、感動と興奮で、文字通り、ビリビリとしびれました。
もともとこのコンサート、土曜日だったので、ふだんは土曜日はデキビジやがっちりアカデミーの収録があるため、東京から動けないのでいけないとあきらめていました。
それが、スケジュールを見ると、なんと半年に一度、あるかないかの、両方とも収録なしの土曜日(デキビジは総集編、がっちりは前週がスペシャルだったため)。ひゃーーーー、らっきーーー、と思って、香美さんに「迷惑でなければ行きたいのですが」と連絡をしたら、
「はーーーい、それでは席一つ、頼んでおきます」
と言われて、気軽に新幹線に乗って、東京から名古屋のアルペン本社の会場まで来ました。ちょうど、開場の時間に到着し、今日は自由席ですから、ファンのみなさんが少しでも前の席を確保しようと、早くから並んでいらっしゃいました。
すぐに開演時間ですから、本番寸前で忙しい香美さんへのあいさつもそこそこ、アルペンのスタッフの方に連れられて開演数分前に会場入り、「ああ、では勝間さん、こっちにどうぞ」と呼ばれていくと、そこはなんと一番前の席。
実はこのコンサート、もともと、水野社長がアルペンCM撮影のため、香美さん用に白いグランドピアノを買って、それをふだんはアルペン本社のホールに展示しているのですが、玄関ホールがとても大きく、ピアノの響きがとてもいいので、香美さんと水野さんが「ここで、このピアノでコンサートができないか」と思い立ったのが発端です。
なので、休日出勤してくださっているアルペン社員の方々と、香美さんのスタッフによる手作り会場のコンサートだったのです。そして、来賓席がたまたま、1列目に用意されていたのです。
私は1列目で聞くなんて、ふだんまったくできない体験で、とても楽しかったのですが、香美さんに1回目が終わってから、「関係者が一列目にいちゃだめだよーーー」とたしなめられたのは、言うまでもありません。す、すみません、他はすべて、満席だったんですよーーー。
とはいえ、至近距離で聞く、生声、グランドピアノの伴奏、お客様への気配り、笑顔、姿勢、MCバランス、足のステップ、いったい、どれだけ練習を重ねたのだろう、と思う、鍛錬された、プロ中のプロでした。デビュー19周年だそうです。
楽曲は、幸せをつかみたい、promise、ストロボ、I wish、ロマンスの神様などの定番あり、Friday Kohmiやハッピーターンの歌があり、Over the Rainbowのようなスタンダードナンバーあり、その合間に上手なMCが入るというバランスのとれた構成でした。
そして、うれしいお知らせが。このように、小さなコンサートをこれからももっと開きたいというのが香美さんの希望で、本格的なファンクラブを初めて組成し、そのファンクラブイベントとして開催するそうです。
ファンクラブは現在、仮入会予約中とのこと。
はい、次回のイベントは、ちゃんと後ろの方で、こっそり聞くようにします。またなるべく早いうちに、コンサートにいきたいです。今年は冬の前に聞けてラッキーでした。ぜひ、もっともっと、通年でやってくださいね、香美さん。
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