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野口みずき 24日駅伝で2年半ぶりレース復帰

 アテネ五輪女子マラソン金メダリストで、2連覇が懸かった北京五輪を左脚を痛めて欠場した野口みずき(シスメックス)が24日の実業団女子駅伝西日本大会(福岡県宗像市役所前発着)でレースに復帰することになった。23日に最終エントリーが発表され、出場メンバーに名を連ねた。大会は6区間、42・195キロで争われ、野口は2番目に長い3区(10・5キロ)を走る予定。野口は度重なる故障で復帰が遅れ、レースは北京五輪前に出場した2008年5月の仙台国際ハーフマラソン以来となる。

 開会式に参加した野口はチームメートと談笑するなど特に変わった様子は見せなかった。しかし、シスメックスの広瀬監督は「(最近の野口は)緊張している。見ていたら分かる」とやや神経質になっていると指摘する。主催者と所属チームは心理的な影響を考慮し、この日は本人への取材禁止を求めた。野口も帰り際に「頑張ります」と答えただけにとどまった。

 同監督によると現在の状態は「全盛期に戻ったとは言えないし、練習の質と量は6割程度。スピード練習をあまりしていない」。それでも本人が目標とする2年後のロンドン五輪を考えると、そろそろ復帰したいところだ。悩まされてきた左脚の古傷も完治したとは言い難く、「痛みがあっても走りながら強化していきたい」(同監督)と難しい調整が続いている。

 万全とはいえない中、6区間のうちで5区(10・9キロ)に次いで長い3区(10・5キロ)を任された。シスメックスが駅伝の経験が浅い選手を多く抱えている事情もあり、同監督は「野口を使わずにチームを組むことはできなかった」と苦渋の表情だった。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年10月23日 13:21 ]

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