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| ミニゲームで切れのある動きを見せるエスクデロ（左から３人目）ら浦和の選手たち＝２２日午後、大原サッカー場 |
今季２度目の４連勝を狙う８位の浦和は第２７節第１日の２３日、敵地で１１位の磐田と対戦する（１４時・静岡ス）。お互い好調を維持し、フィンケ監督は「勢いのあるチームがぶつかり、魅力的で興味深い試合になるだろう。何があっても勝ち点３を取って戻ってきたい」と５試合ぶりの遠征で必勝を誓
った。
チームは２２日午後、大原サッカー場で約４５分間練習。Ｃ大阪戦で右ひざを負傷した田中は帯同を見送り、９対９のミニゲームは故障明けのエスクデロがエジミウソンと２トップを組んだ。累積警告で出場停止のサヌの代わりには、宇賀神の先発起用が有力だ。
■鍵は〝前田封じ〟
３位のＧ大阪との勝ち点差は５。８試合連続負けなしで、試合を重ねるごとに勢いを増す今の浦和にとって、３位以内は十分に射程圏内だ。
この８試合の戦績は５勝３分け。引き分けた第１９節の仙台戦を除き、７試合で先制点を奪っている。前節のＣ大阪戦は内容で上回らなくても、勝ち切る強さを見せた。
ただ１１位の磐田とも６差。中位までは混戦模様だ。一つの取りこぼしが致命傷になる。柏木も「（順位が）上がるのは時間がかかるが、崩れるのは早い。負けない試合をしたい」と引き締める。
磐田には今季公式戦１分け１敗で一度も勝っていない。昨季得点王で、今季も１３得点で得点ランク２位の日本代表ＦＷ前田は危険な存在。ポストプレーが巧みで前線で起点になり決定力もある。
フィンケ監督は「センターバックの連係と、しっかりマークして視野を失わないことが大切。戦術的な動きを徹底したい」と〝前田封じ〟のポイントを挙げた。
約１カ月ぶりに埼玉スタジアムを離れる。「アウェーの空気にのまれないように、立ち上がりからレッズは好調だなと思わせる動きをしたい」と平川。５試合ぶりの遠征は、浦和の底力が試される一戦になる。
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