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最終更新:2010年10月22日(金) 7時46分

米韓、朝鮮半島西側で空軍の合同演習

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 今年3月に起きた韓国軍の哨戒艦沈没事件を受け、北朝鮮による空からの挑発への迅速な対応を訓練する韓国空軍とアメリカ空軍の合同演習が行われました。

 韓国空軍によりますと、今回の合同演習は朝鮮半島西側の空域で、先週金曜から22日までの1週間にわたるものです。

 韓国からは最新鋭の戦闘機とされるF15K、また、アメリカからは主力機F16など50機余りが参加。敵機役の米軍機は北朝鮮の保有する戦闘機の色に似せて塗装された上、これまで研究してきた北朝鮮側の戦術に近い動きをとるなど、実戦を強く意識した内容だったということです。

 韓国軍側は哨戒艦沈没事件以降、「空からも北朝鮮による第二の軍事挑発の可能性がある」として警戒を強めています。

 また、先週にはアメリカや日本などが参加したPSI=『大量破壊兵器の拡散防止構想』に基づく海上阻止訓練も行うなど、北朝鮮に向けた圧力を強めているため、今後、北朝鮮側からの強い反発も予想されます。(22日01:08)

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