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「あべのキューズタウン」来年4月開業、再開発35年 中核施設が姿

最終段階を迎えた阿倍野再開発地域(点線内、一部除外地を含む)=19日午前、大阪市阿倍野区で、本社ヘリから

 大阪市がJR天王寺、近鉄大阪阿部野橋両駅前で進める阿倍野再開発事業で、東急不動産が運営する関西最大級のショッピングセンター(SC)の名称を「abeno CUES TOWN(あべのキューズタウン)」とし、2011年4月下旬の大型連休前に開業する方針を固めたことが19日、わかった。1976年の再開発事業開始から30年を超え、ようやく目玉となる大型商業施設が姿を現すことになった。

 SCは地下2階、地上6階建て延べ18万3700平方メートルで、ファッションや飲食など計約320店が入る。核店舗はイトーヨーカドーと東急ハンズで、若者ファッションの専門店「109」も出店する見通しだ。

 SCの東側には、近鉄が14年春の完成を目指して高さ日本一の阿部野橋ターミナルビル(300メートル)を建設中で、阿倍野の街は大きく様変わりすることになる。

 再開発事業は、約28ヘクタールを区画整理して商業施設やマンションなど計29棟を建設する。全国最大規模で総事業費は4900億円。現在25棟が完成し、SCが26棟目。残る3棟も13年2月までに順次完成する予定だ。

2010年10月19日  読売新聞)

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