２億円の深キョン　ネックレス、指輪など着用のジュエリー総額

　女優深田恭子（２７）が２１日、東京・南青山で、ＷＯＷＯＷ主演ドラマ「幻夜」（１１月２１日スタート、日曜午後１０時、全８話）の制作会見に登場し、総額約２億円のジュエリーを身に着けた、あでやかな純白のドレス姿を披露した。

　深田が着用したネックレスやイヤリング、指輪、ブレスレットは、世界最高級のジュエリーとされる米ハリー・ウィンストン製。米国ではアカデミー賞ノミネート女優に、日本では東京国際映画祭でレッドカーペットを歩く役者に貸し出されるもので、番組単体でのタイアップは今回が初めてという。

　感想を求められた深田は「アカデミー女優気分です。アクセサリーのおかげで、すごく強い気持ちになり、この場に来ました」とほほ笑んだ。

　東野圭吾原作のドラマ化。「美」の世界をむさぼるためには殺人もいとわない悪女「新海美冬」を演じる深田。「難しい役でした。美しいものに引かれるところは共通点がありますけど、ほかの部分では美冬をなかなか理解できませんでした」と振り返った。

　恋人役の塚本高史（２７）については「どの現場でも堂々としている。『この人、大人だな』とびっくり」。これには高校生のころから深田を知っている塚本も「美冬として見ていましたので、愛していたというか、きれいだなと思っていました」とドッキリ発言で沸かせた。２人を追い詰める刑事を演じる柴田恭兵（５９）も「昔、大鵬というお相撲さんがいました。深田さんとの共演は、まるで大鵬と立ち合った力士のような気持ち。『もうどうにでもして』と思った。不思議な世界の中で（演技を）やらせてもらった」と深田の独特な雰囲気を評した。