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三原じゅん子氏が初質問で先制パンチ

 自民党の三原じゅん子参院議員が21日、参院厚生労働委員会で、7月の当選後初めて質問に立ったが、細川律夫厚労相のあやふやな答弁に怒り心頭で、「がっかりした」と切り捨てた。

 質問時間は50分。紫色のジャケットに白色のスカート姿。眼鏡をかけ、書類を手に質問に立った三原氏は「事務方の答弁を単に読むことなく、魂のこもった答弁で真剣勝負でお願いします」と、アツく先制攻撃した。しかし指名した細川氏ではなく、政務官が代わりに答える場面もしばしば。細川氏が、がんを克服し、ともに生きるという意味を持つ「がんサバイバー」の意味を問われて答弁に詰まる場面もあり、厳しい表情も隠さなかった。

 この日は、参院選の公約にした子宮頸(けい)がんのワクチン無償化を中心に、がん対策に関する政府側の取り組みをただした。国による全額負担や制度の恒久化など5つの条件を要請したが、「調整中」という答弁に阻まれる場面も。終了後、報道陣に感想を問われると「命の問題は何より優先されるべきで、もう少し真剣に考えてほしい。鈴木宗男先生もそうですが、がんは増えている。もっと身近に感じてほしい」と、訴えた。「なかなか大臣には答えてもらえない。いい勉強にはなったが、(答弁内容に)首をひねる場面が多かった」とも述べた。野党転落後、自民党は新人議員にも質問の機会を増やしている。三原氏は「点数は分からないが、今回はこれで良かったと思う。機会があればまた質問に立ちたい」と意欲を見せた。

 [2010年10月22日8時31分 紙面から]


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