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兵庫県警神戸西署は21日、釣りざおを使ってベランダから女性用パンツを盗んだとして、窃盗の疑いで自称新聞配達員・樋口弘二容疑者(54)を現行犯逮捕した。アパートの外から釣りざおを伸ばしてターゲットの“捕獲”に成功したものの、物音に気づいた被害者女性(21)の夫(26)に取り押さえられて御用となった。樋口容疑者は容疑を認めている。
神戸西署によると、樋口容疑者は21日午前0時30分ごろ、神戸市西区にある3階建てのアパートに出現。2階のベランダ(高さ約5メートル)の洗濯物ハンガーにつるしてあったパンティーに向けて、外から長さ約4・3メートルのガイド付きリールざおを伸ばした。リールは装着せず、さおの先端に10センチの釣り糸を垂らした。
以前の勤務先によると、樋口容疑者は所有している車に釣りざおを搭載しており、釣りを愛好していたという。同容疑者は“獲物”がパンティーであることを考慮し、引っかけやすさを優先したのか、通常のJ字形のハリを4本束ねた、アユの友釣りなどで使用されるフック状のタイプを選択。これを糸に結びつけ、犯行に及んだ。また、さおの扱いには慣れていたようで、窃盗行為の着手からわずか数分でパンティーを釣り上げる名人級の早業!?だった。
この部屋には被害者女性と、その夫が夫婦で居住。ベランダで物音がするのに気づいた夫がこっそりと外をのぞくと、樋口容疑者がまさに下着を盗もうとしているところだった。夫は急いで部屋を出て忍び寄り、パンティー1枚の“釣果”を挙げたばかりの樋口容疑者を羽交い締めに。28歳の年齢差からくる体力差もあり、抵抗することもできず取り押さえられたという。時間にルーズな面が目立ったため、以前の勤務先は数か月前に解雇されていた。
同署によると、釣りざおはグラファイトという素材でできており、海釣りなどに使用される本格的なものだった。動機や釣りざおをどこで購入したかなどは分かっていないが、準備の周到さから計画的犯行も疑われるという。同署の管内では数件の下着泥棒被害が報告されており、関連を調べている。
(2010年10月22日06時02分 スポーツ報知)
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