俳優集団「Ｄ―ＢＯＹＳ」選抜メンバーでいざ音楽業界進出ダァー

　人気若手俳優集団「Ｄ―ＢＯＹＳ」の五十嵐隼士（２４）ら選抜メンバーによるスペシャルユニット「Ｄ☆ＤＡＴＥ」（ディー・デート）が、１２月１日に「あと１ｃｍのミライ」でメジャーデビューすることが２１日、正式決定した。この日、東京・渋谷１０９の縦１２メートル、横８・３メートルの巨大ビル広告がお披露目され、メンバーも同所を訪問。五十嵐は「気持ちがグッと高まった」とデビューが待ち遠しい様子で語った。

　「ＲＯＯＫＩＥＳ」の五十嵐や「恋空」の瀬戸康史（２２）、「ゴッドハンド輝」の荒木宏文（２７）ら、「俳優集団」という珍しい形でグループや個人として活躍する「Ｄ―ＢＯＹＳ」の選抜メンバーによる大型ユニットが、結成２か月あまりでのデビューが決まった。

　この日、渋谷１０９の壁面に巨大広告が登場し、メンバーも自分たちの目で確認。同所前で多くの通行人の視線を集める中、本格的な活動のスタートを切った。

　「Ｄ☆ＤＡＴＥ」は、９月１９日に新メンバーオーディションで約３万人から勝ち上がった堀井新太（１８）を加えて結成。同月下旬にはデビュー曲のレコーディングも行われ、急ピッチで準備を進めていた。

　五十嵐は「気持ちが上がる」と気合十分。メンバーの一人、中村優一（２２）は、腰痛のため舞台を降板したことなど「心のけが」（関係者）のため、４人でのスタートとなるが、瀬戸は「慣れないレコーディングは大変だったけど、念願の歌。うれしいし、実感もわいている」と充実の表情を浮かべた。

　すでに第一線で活躍してきたメンバーの一方で、わずか１か月前まで一般の高校生だった堀井にとっては、驚くべきスピードで環境が変化。この日も高校の中間テストを終えて駆けつけ「この１か月はすごい濃密だった。この大きな自分たちを見たことで、さらに自覚が芽生えた」と目を輝かせた。

　２２日から「着うた」での先行配信がスタート。１１月２７日の福岡を手始めに、東京など４都市でのデビューイベントも決まった。五十嵐は「目の前の目標はオリコンチャートでトップ１０？　いや１位」とキッパリ。「Ｄ―ＢＯＹＳ」の“選抜”の一員である誇りを胸に、活躍を誓った。