♪日暮れの街角 拾うタクシー…。堀内が渋い声を響かせれば、友近が♪抱かれる予感にも 別れが見えてる…と気だるくささやく。大人の恋を歌ったムード歌謡「倖せの求め方」は友近にとって3枚目のCDとなる。
「本当に悲しい歌なんです。(作詞家)荒木とよひさ先生の書き下ろしなんですが、私自身、歌ってて泣いてしまうこともあるくらいで…」
今年1月、約6年の交際を続けたお笑いタレント、なだぎ武(40)と破局。恋の甘さも苦さも知っている彼女だからこそ、歌詞の一語一語に情感がこもる。普段と真逆のシリアスな歌に、驚く人も多いに違いない。
「堀内さんが私の腰に手を回してくれるのに合わせて、私の手がどこに行くのか…ウフフ、楽しみにしてね」
見せ方にも独特の個性がのぞきそうだ。きっかけは今年、関西の歌番組で、堀内と桂銀淑が歌って大ヒットした「都会の天使たち」を堀内とデュエットしたこと。堀内が友近の歌いっぷりに惚れ、レコーディングにこぎつけた。「都会−」も収録、いずれも荒木氏の作詞で「倖せ−」との両A面となる。
一方、約1年ぶりのお笑い単独ライブ「友近も濡れる街角」(BICCHONKO)も控える。宣伝ポスターは色っぽい表情が並び、エロチックな内容になると思いきや…。
「いえ、最近、テレビで『私、めっちゃ、濡れてます』とか下ネタを言ったらウケたので、遊びでつけただけなんです。BICCHONKO(ビッチョンコ)は(故郷の)愛媛弁で『濡れる』という意味なの」
アテははずれたが、中身は将来的にテレビでも披露する新ネタのコントやトーク、映像、そして生歌など盛りだくさん。有名女優やモデルになりきったパロディーも見せるが、中でも注目は…。
「1人でやる『コント友近』かしら。私って、ハッキリものを言ったり、こだわりが強すぎてまわりのスタッフから嫌われたりするので、そこに斬りこみたい。素顔の私を分かってもらえればいいな」
素顔の私−。そろそろ新たな恋は見つかったのか、聞いてみた。
「そういう人が現れたらいいんですが、まだまだです。姉に今年、女の子が生まれたこともあって、私も結婚願望が出てきました。仕事も大事にしつつ、40歳前には子供を産んでみたい。好きなタイプ? 向かい合って話ができて、尊敬できる人がいいですね」
ダイエットして一時、スリムになったが、最近少し肉感的に。身長1メートル56、スリーサイズは上から88・65・89のナイスバディー。酒もたばこもやらない。日ごろ、硬式テニスや腹筋、背筋で鍛え続けるその容姿で、恋の花咲く日も近そうだ。