宮崎亮TKOで2度目防衛!東洋太平洋ライトフライ級
2度目の防衛に成功した宮崎 |
東洋太平洋ライトフライ級タイトルマッチが21日、神戸市の神戸文化ホールであり、王者・宮崎亮(22)が11回2分37秒に戎岡淳一(29)をTKOで下し、2度目の防衛に成功した。
小柄で筋肉質、力強いパンチで倒しにいく。そのイメージを一新した。身長で約10センチ高いベテランを巧みな左ジャブで寄せ付けない。完全に試合を支配して右ストレート、フックで確実にダメージを与えた。右まぶた上をカットされた9回以外はすべてのラウンドを取った。「チャンスがあれば世界でも勝てる自信がある」と、いまだプロで無敗の宮崎は話す。
年末にもWBC世界同級に挑む井岡一翔(21)は興国高の同級生で同門だ。「いいバトンを渡せた」と同僚を鼓舞。自身はWBA世界王座挑戦の機会を待ちながらタイトル保持していく。
[ 2010年10月22日付 ]
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