戦車砲身破裂:原因は砲口から入った土

2010年8月25日 20時48分

 静岡県御殿場市の陸上自衛隊東富士演習場で20日に起きた90式戦車の砲身破裂事故で、陸自富士学校は25日、砲身先端部に土が入ったまま射撃をしたのが主因だったとの調査結果をまとめ、同市などに報告した。

 同校などによると、縦列で前進していた戦車小隊のうち最後尾の戦車が道路左側の土手を2.5メートル削り、砲口から土が入ったため、砲弾が発射された際に砲身内部で爆発したという。また、幹部が砲身に草が付着しているのを見つけ、射撃中止を無線で指示したものの、戦車側は別系統の無線を聞いていたため傍受していなかったことも明らかにした。

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