将来の活躍が期待される「介助犬」普及キャンペーン、第一回を開催! 【社会福祉法人日本介助犬福祉協会】
2009年05月19日 12:00
[カテゴリ] キャンペーン案内 [業種] 非営利団体
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株式会社DHC他、民間企業からの支援を受け、介助犬福祉協会は5月22日を「介助犬の日」と記念、同日、世田谷区立駒沢小学校にて、介助犬ふれあい教室を開催致します。
2009年5月19日
社会福祉法人 日本介助犬福祉協会
社会福祉法人日本介助犬福祉協会(本部:山梨県南都留郡山中湖村山中、理事長川崎芳子)は、「介助犬の日」の2009年5月22日(金)より、一般的に知られていない介助犬の社会認知を広めるために「介助犬の日」の制定を契機に介助犬普及キャンペーンを展開する運びとなりました。
「介助犬の日」は、平成14年5月22日に介助犬、盲導犬や聴導犬の同伴を公共の施設・交通機関が拒むことを禁じた「身体障害者補助犬法」が成立した日を記念して、今年より制定しました。
介助犬普及キャンペーンは、全国の小中学校・ショッピングセンターなどで介助犬デモンストレーション「介助犬ふれあい教室」を通して、肢体不自由者にとっての介助犬の必要性や、介助犬は身近な存在であることなどを訴求して参ります。また、社会認知を広めるために全国のスーパー・コンビニなどに介助犬育成募金箱の設置活動を積極的に展開します。
つきましては、介助犬普及キャンペーンをスタートさせるに当たり、世田谷区立駒沢小学校に於いて「介助犬ふれあい教室」を開催し、介助犬の認知を広めるために当日の取材をお願い申し上げます。また、全国の小中学校で「介助犬ふれあい教室」の開催校の募集を行っていますので、開催校募集も取り上げて下さいますよう重ねてお願い申し上げます。
なお、各地域の小中学校の開催校は、決定次第ご案内します。
介助犬ふれあい教室
1.介助犬の歴史、介助犬の現状
2.介助犬訓練の様子、3.介助犬の仕事
4.介助犬の体験動作
5.介助犬からのお願い
6.質疑応答、介助犬とのふれあい
(45分程度)費用は無償
介助犬とは
肢体不自由により日常生活に著しい支障があ
る身体障害者のために、物の拾い上げ及び運搬、服の脱衣の補助等、肢体不自由の方の補助を行なう犬であり、厚生労働大臣が指定した法人から認定を受けている犬(2004年10月より)を言います。
以上
【問い合わせ先】
e-mail:
info2kaijoken@yahoo.co.jp
〒100-0014 東京都千代田区永田町2-6-9十全ビル202
TEL:03-3581-5004/FAX:03-5510-0123 佐々木
【介助犬の現状】
現在、日本の肢体不自由者は約165万人、そのうち介助犬の適応となりうる方は、1万5千人にもなると推計されています。しかしながら、実働している介助犬の数は僅か45頭(2009年3月1日現在)です。介助犬をとりまく環境は、認知不足や財源不足をはじめ課題が山積している現状ですが、介助犬を希望される身体障害者に一日でも早く、一頭でも多くの介助犬を無償貸与できる介助犬育成システムの構築が急務と考えている。
【介助犬の歴史】
1970年代後半にアメリカで初めて誕生した。ボニーバーゲン女史が障害者を持つ人と犬たちの関係を考えたところから介助犬の歴史が始まったと言われている。日本での歴史は1992年にアメリカで訓練されたチェサピークベイレトレーバーのブルース号を千葉れい子女史が生活を始めたのが始まり。
1995年に完成した野口利男氏のラブラレトリーバー、グレーデル号(イエロー、17歳)は国産第一号である。引退したグレーデル号は、現在も野口氏と生活している。
【日本介助犬福祉協会とは】
平成11年に任意団体として設立。平成17年8月に山梨県の認可の第二種社会福祉事業を営む社会福祉法人です。平成18年3月に厚生労働大臣指定法人の認可を得て、介助犬認定事業も行っている。当協会は介助犬育成事業を通して、その社会認知を広め、身体障害者の社会参加推進を行っている。介助犬は肢体不自由者の方に無償訓練・無償貸与している。事業の運営資金は賛助会員、寄付、募金など、「市民による市民のための福祉」を理念とし公的助成を受けず、一部の篤志家や企業の善意によってのみ支えられている。
【身体障害者補助犬法とは】
日本においては、2002年に「身体障害者補助犬法」が施行され、公共施設への介助犬同伴の受け入れが義務化されている。しかし、受け入れを拒否したりする公共施設はまだまだ多く、理解は進んでいない状況である。また、2008年11月に兵庫県が実施した、身体障害者を対象にした職員採用試験で、女性受験者の一人が、介助犬同伴での受験を希望したのに対し、「犬アレルギーの受験に配慮」などの理由で、同伴を拒否した事例も明らかになっている。
※補助犬は、介助犬・盲導犬聴導犬の三種をいう
【キャンペーン展開、その他】
身体障害者補助犬法は施行されたが、入店などの拒否の事例も後を絶たないため、スーパー・百貨店やホテルなどで、介助犬受け入れセミナーを企業などで積極的に行う。
介助犬をモチーフにした介助犬育成募金箱は、株式会社DHC様の提案協力により製作され、募金箱に備え付ける介助犬情報誌「OTOMO」も製作された。
【介助犬の介助動作】
介助犬の介助動作は40程あるが、障害者のニーズによって介助動作のトレーニングを入れる。介助犬ユーザは、障害の程度や状態が様々なため、ユーザーによって介助動作数は違う。
介助犬普及キャンペーン概要
期 間:2009年5月22日(金)〜8月31日(月)
地 域:全国
主 催:社会福祉法人日本介助犬福祉協会
特別協賛 :
協 賛:
協 力:(株)丹青モールマネジメント
介助犬ふれあい教室
日 時:平成21年5月22日(金) 10:45〜11:30
場 所:世田谷区立駒沢小学校 2階総合学習室
東京都世田谷区駒沢2−10−6
電話03-3424-0855
東急田園都市線 駒沢大学駅 徒歩7分
以上
【お問い合わせ先】
〒100-0014
東京都千代田区永田町2-6-9十全ビル202
社会福祉法人日本介助犬福祉協会
担当:佐々木・佐藤・木村
Email: