＜フィギュア＞シニアデビュー村上「すごい楽しかった」　ＮＨＫ杯女子ＳＰ

　２２日、愛知・日本ガイシアリーナで開幕したフィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）シリーズ第１戦・ＮＨＫ杯。３月に世界ジュニア選手権で優勝し、今回が女子シニアＧＰデビュー戦の村上佳菜子（愛知・中京大中京高）は５６．１０点で２位に入った。

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　村上は、ほぼノーミスの演技でＳＰを終え２位発進。「すごい楽しかった」と満足そうな表情を浮かべた。練習で安定せず、課題だった序盤の２連続３回転ジャンプは、前半が回転不足と見なされて減点されたが、直後の３回転フリップを着実に決めてリズムに乗った。「『カナちゃん、将来楽しみだね』と思ってもらえれば大成功」と山田満知子コーチ。演技後にはファンがリンクに投げ込んだプレゼントを取ろうとして転ぶご愛嬌（あいきょう）も。「呼ばれてキャッチできると頑張ったら、こけちゃった」と照れた。


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