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番組情報東野圭吾のあの隠れた名作「探偵倶楽部」ついにドラマ化!!
金曜プレステージ『東野圭吾ドラマスペシャル 探偵倶楽部』

更新日:2010/10/12

金曜プレステージ
『東野圭吾ドラマスペシャル
探偵倶楽部』

東野圭吾のあの隠れた名作「探偵倶楽部」ついにドラマ化!!
谷原章介が二時間ドラマ初主演!
谷原章介ならではの個性的探偵役で早くもはまり役に!!
松下奈緒があの国民的大ヒット作以来のヒロイン出演!!

ダンディな二階堂&ちょっと間抜けなこずえの名コンビ誕生! 谷原章介、松下奈緒
ダンディな二階堂&ちょっと間抜けなこずえの名コンビ誕生!
谷原章介、松下奈緒

10月22日(金)21時~22時54分

 ドラマ、映画で俳優として活躍するばかりでなく司会もこなし幅広い人気を誇り、テレビで見ない日はないという人気ぶりの谷原章介が今回長尺ドラマ初主演を果たすこととなった。

 しかも演じるのは東野圭吾の隠れた名作として名高い「探偵倶楽部」。今回、谷原が演じるのは、政財界やVIPのみの会員制の「探偵倶楽部」を主催している探偵、二階堂匠。感情を表に出さず淡々と任務をこなす、クールでダンディな男。谷原章介はそんな男を見事に演じきり、既にシリーズ化を希望する声も聞こえるほど。

 金曜プレステージ初主演について谷原章介は「今回松下奈緒さんと一緒に『金曜プレステージ』で二時間ドラマ初主演をさせていただきとてもうれしいです。その上、東野圭吾さんの原作ということで、やりがいを感じると共に、身が引き締まる思いで撮影させていただきました。とても魅力的な作品に仕上がったと思っています。僕自身とても愛嬌のあるキャラクターなのでシリーズ化されまた演じる事ができれば、とてもうれしいです。」と意気込みのほどを語ってくれた。そして「やはり、巧妙なトリックが東野さん自身の持ち味だと思うので、その部分は大事にしたいと思います。本を読む場合は、読む側がいろんなことを想像すればいいと思うのですが、それを具体的にするためには、リアリティーであったりとか、見せ方であったり、ちょっとした部分で、その世界観が変わってくると思うので、そこを気をつけなくてはと思いました。」とも語ってくれた。そんな谷原章介の探偵ぶりをじっくりお楽しみいただきたい。

 一方、今回ヒロイン役を務めるのは松下奈緒。この「探偵倶楽部」が朝の連続ドラマ終了後以来、初のヒロイン役となる。今、最も注目を集めている女優の一人、松下奈緒が演じるのは、人からは「社会生活不適合者」のレッテルを貼られているが、目にしたものを瞬時に記憶する能力を持っている法学部大学院生という役。借金を抱え、アルバイトで谷原演じる探偵の助手となる。

最初に台本を読んだ時には、「自分がこれをわかってやるともっとおもしろくなるのかなと思います。セリフがすごくたくさんあってどうやって染みこませていくのかということが次に浮かんできます。刑事じゃなくて探偵というところに焦点が当てられているのが珍しいなと思いました。」とのこと。二人はそれぞれが今までやったことのない役どころを演じ、今回のドラマにより新境地を開くこととなった。何度か共演してきた二人だが新たなキャラクターを演じるにあたり、お互いの存在が不可欠のものであったようだ。

谷原章介は、「今まで共演してきた奈緒ちゃんの役と今回の役とはちょっと違うんですよね。こういう言い方すると失礼かもしれないですが、今回の役は素の奈緒ちゃんに近い気がします。ですので、演じる上でも、一緒に撮影の合間に話をする上でもとても自然です。今回は二人が主演で、凸凹コンビといいますか、キャラクターが違う二人が一緒に歩んでいくので、そのやりとり自体が楽しいです。
奈緒ちゃんの、のびやかで愛嬌のあるキャラクターの役とは対照的に、二階堂という役は抑えている役なので、ただ単にその二人がいるのではなくて、抑えている人間とのびやかな人間のやりとりのコミカルさ、おもしろさを出せたらいいなと思います。
と語っている。

 松下奈緒も「何度か(谷原章介さんと)ご一緒させていただきましたけれど、今回の二階堂という役は、谷原さんが今まで演じられた役とは少し違って、すごく新鮮だったので、私も思いっきり素で臨もうかなと思いました。こずえのリアクションが毎回大きかったり、バタバタしている感じというのは実は自分にもあるなと思いトライした部分もありました。こずえはどこか天然で憎めないキャラクターでしたので楽しんで演じられました。谷原さんともいろんなお話をさせていただきました。

 二人の感想を通じても息の合った楽しそうな様子が感じられる。が、楽しそうに見える陰ではそれぞれに役へストイックなまでのこだわりを持って取り組んでいるのである。

谷原章介

「やせている方がイメージに合うかなと思うので。太らないようにしています。これだけ神経質で、ある意味潔癖症である人間が、太っていたりよりやせている方が良いかと。あとは、顔に汗をかかないことです。」

松下奈緒

「二階堂さんに付いて回っている感じなので、二階堂さんは堂々としているから、歩くスピードを私はちょこちょこした感じにしようとか、キャラクター的に落ち着きがないところとか、暗い顔をしないように注意しています。」

 そんなドラマのみどころを問われると、

谷原章介

「東野さんの魅力は、巧妙なトリックで、そのトリックの仕掛けがストーリーの基礎にあるということ。もう一つは、キャラクターの魅力です。謎とは別にすごくキャラクターに引き込まれていくんですよね。事件の謎にかかわる人間がすごく多いんです。今回の舞台は密室劇なので、そこに存在していた人間はみんな容疑者なんですよね。」

と気になる発言。みんなが容疑者! ということで最後の1分1秒まで見逃せないことになりそうだ。

 松下奈緒は「こずえという役は、原作では、何もしゃべらないでいるという役なのですが、今回の設定はキャラクターをつけていただいたのですごく演じやすかったですし、二階堂さんとのやりとりや2時間の中に凝縮されたわかりそうでわからない謎解きをしているところもみどころです。」と松下自身もそのキャラクターに引き込まれたと語るこずえと共に謎解きに挑戦してみてはいかがだろうか。2010年、二階堂&こずえ「探偵倶楽部」名コンビ誕生の瞬間をぜひご覧いただきたい。

あらすじ

 財政界のVIPのみを会員とするメンバー制の調査機関、探偵倶楽部。淡々と調査をするダンディな探偵・二階堂匠(谷原章介)は、首相をも退陣に追い込むほどの腕前を持つ。そんな秘密組織に、漆原こずえ(松下奈緒)が、類まれな記憶力をかわれ、助手として呼ばれた。早速、こずえは二階堂に何も知らされずに、郊外の豪邸に連れて行かれる。そこではマサキ・テクノロジーの社長・正木藤次郎(黒部進)の喜寿を祝うパーティーが開かれていた。二階堂は、藤次郎に依頼された件を片付けに屋敷に出向いたのだったが、彼の知らないところでまた別の事件が起きていた。盛大なパーティーの最中、部屋に戻ったはずの藤次郎が密室の状態で消えてしまったのである。騒然とする正木家の面々…。警察に届けない方が良いと考える、副社長・正木高明(升毅)と藤次郎の秘書・成田真一(葛山信吾)。反対に届けた方が良いと言い張る藤次郎の長男・友弘(鈴木亮平)。意見が割れる中、唯一藤次郎から探偵倶楽部の存在を知らされていた長女の正木涼子(床嶋佳子)が、内密に二階堂に調査を依頼したことを明かす。二階堂とこずえの調査が始まった。無表情で余計なことは一切しゃべらず調査を進めていく二階堂。助手のこずえは記憶力を生かし二階堂を助ける。二人は地道に調査を続け手がかりを見つけ密室の謎を明らかにしていくが、そこには、マサキ・テクノロジーをめぐる私利私欲がからみ合っていた…。

番組概要

キャスト

二階堂 匠 … 谷原章介
漆原こずえ … 松下奈緒
成田真一(正木藤次郎の秘書) … 葛山信吾
島津江里子(藤次郎内縁の妻) … 伊藤裕子
正木友弘(専務 藤治郎長男) … 鈴木亮平
草野麻子(正木家家政婦) … 宮地真緒
黒川みちる(二階堂の元助手) … 矢沢 心
大物政治家 … 中丸新将
飯島徳子(正木家婆や) … 山口美也子
正木藤次郎             … 黒部 進
正木高明(副社長藤次郎の娘婿) … 升 毅
正木涼子(高明妻藤次郎の長女) … 床嶋佳子

スタッフ

原作
東野圭吾「探偵倶楽部」(角川文庫)
企画
金井卓也
太田 大
プロデューサー
菅井 敦(ホリプロ)
井上竜太(ホリプロ)
脚本
深沢正樹
監督
水谷俊之
制作
フジテレビ
ホリプロ

2010年10月8日発行「パブペパNo.10-184」 フジテレビ広報部 ※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。

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