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2010年10月22日(金) | 箱型銃所持容疑などで組幹部ら5人逮捕 茨城・福島県警
| 【写真説明】 押収された変形銃と実弾(茨城県警提供) |
茨城、福島両県警の合同捜査班は22日までに、住吉会系暴力団の組事務所や組員の自宅など10数カ所を一斉捜索、銃刀法違反などの疑いで組幹部ら5人を逮捕するとともに、「ベトコン銃」と呼ばれる箱型の特殊な変形銃1丁と実弾27個、覚せい剤約80グラム(末端密売価格約720万円)を押収した。
銃刀法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕されたのは福島県いわき市勿来町、住吉会系暴力団幹部で人材派遣業、芳賀崇容疑者(27)。逮捕容疑は21日、自宅でけん銃1丁と実弾27個を所持した疑い。
茨城県警薬物銃器対策課によると、芳賀容疑者は「自分の物だが、けん銃とは知らなかった」と容疑を否認している。
変形銃は縦10センチ、横5センチの鉄製。銃口が3つあり、ボタンを押すと発射する仕組みになっている。合同捜査班は密造されたものとみて入手先を調べている。実弾は数種類あり、一部は変形銃用とみられる。
また合同捜査班は、覚せい剤取締法違反の疑いで、北茨城市磯原町、同組員で無職、赤星紀章容疑者(38)▽いわき市植田町、同組員で無職、小林正俊容疑者(59)▽北茨城市大津町、無職、貝賀丈肥容疑者(57)を現行犯逮捕。同法違反の疑いで、同市磯原町、同組員でリサイクル業、沼田敏史容疑者(34)を逮捕した。
逮捕容疑は赤星、小林両容疑者は21日、自宅で覚せい剤を所持していた疑い。貝賀容疑者は同日、自宅で覚せい剤約78グラムを営利目的で所持していた疑い。沼田容疑者は10月ごろ、覚せい剤を使用した疑い。
合同捜査班は5人の関係や覚せい剤の入手ルートなどを調べている。
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