野球:斗山の健闘でホクホク顔のSK

 今季ポストシーズンの総収入は57億6354万1000ウォン(約4億1700万円)だった。これは、起亜が優勝した昨年(70億4803万3000ウォン=約5億1000万円)に次ぐ歴代2位の記録だ。もし韓国シリーズがもう少し長く続いたら、記録更新も可能だったはずだ。

 この入場収入は、全収入から運営経費を除き、残りがポストシーズンに進出した1-4位チームに分け与えられる。まずはレギュラーシーズン1位チームに20%が支給される。残りの80%は、韓国シリーズ優勝チームに50%、準優勝チームに25%、プレーオフの敗者に15%、準プレーオフの敗者に10%がそれぞれ配分される。

 昨季レギュラーシーズンと韓国シリーズに優勝した起亜は、全収入の40%に当たる28億ウォン(約2億300万円)を手にした。これからすると、今季韓国シリーズで優勝したSKに支給される額は23億ウォン(約1億6600万円)ほどとなる。

 今季ポストシーズンが盛り上がったのは、準プレーオフとプレーオフが最終第5戦までもつれたからだ。

 しかし、準プレーオフとプレーオフに出場した斗山に支給される額は、全収入の8%の4億6000万ウォン(約3300万円)ほどだ。これは、SKに支給される額の20%に過ぎない。

 つまり、ポストシーズンを盛り上げ、収入に貢献したのは斗山だが、最後に笑ったのはSKだったわけだ。

姜鎬哲(カン・ホチョル)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
関連記事
記事リスト

このページのトップに戻る