F1:木浦一帯のモーテル街が人気

 「わたしが滞在しているところを含め、周辺には30軒以上のラブホテルが集まっている。初めは変な感じがしたが、実際は非常に快適だ。きれいだし、42型のテレビが置いてあり、インターネットもただで使える」

 米国のスポーツ専門チャンネル・ESPNのフォーミュラワン(F1)担当、マーク・ソトゥン記者が20日、「韓国の第一印象」というタイトルでこのような記事を書いた。22日に開幕するF1韓国グランプリ(GP)を取材・観戦するために外国人が多数来韓しているが、彼らにとっても事情はほぼ同じだ。全羅南道木浦市のモーテル街が、宿泊の中心地として人気を集めている。

 F1韓国GP組織委員会は、宿泊問題を解決するために、全羅南道一帯に3万5000室を確保した。しかし、全羅南道地域には特級ホテルが少ないため、モーテルのような安い宿泊施設もかなり含まれている。組織委の関係者は、「モーテルは施設がきれいな上、外国語ができるスタッフを配置するため、外国人観光客も不便さを感じないだろう」と語った。

 レースに出場する24人のドライバーをはじめF1の主要関係者は、大半が全羅南道霊岩郡の現代三湖重工業前にある現代ホテルに滞在する。全羅南道で唯一の特1級ホテルであり、サーキットまで10分足らずのところに位置するため、208の客室は早い段階で予約が一杯になった。同ホテルの関係者は、「うちのホテルが『大会本部』になったようだ」と語った。

霊岩=陳仲彦(チン・ジュンオン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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