男の二人旅、琵琶湖一周150km

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男の二人旅、琵琶湖一周150km

男の二人旅。息子と一緒に琵琶湖一周に挑戦。

昨年11月は、一泊二日での琵琶湖一周ですが、今回は1日で挑戦です。 


 

前日の晩に自転車は車に積んでおいて、朝6時家を出発。
午前7時に琵琶湖大橋西側にある 道の駅「お米プラザ」 に到着。

本日のメンバーは二人。

37歳男(私、あさひ岩田) 自転車は、ライトウェイ・シェファード(2011年モデル)

10歳男子(小学4年生) 自転車は、シュウインの24インチロードバイク(2009年モデル)

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お米プラザにはあちらこちらに自転車乗りの姿が。
そそくさと車輪を取り付け、午前7時25分スタート。琵琶湖大橋の北側を、左回りに走ります。その距離150キロ

地図はもちろん、こちらを用意

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さっそくの見どころ、琵琶湖大橋。1964年に琵琶湖の一番狭いところに建てられました。水面からの高さは約26メートル。琵琶湖を一望できる最高に長めのよいポイントです。

小さな船が気持ちよさそうに浮かんでいます。

どーんと登って、どーんと下ります。この時点で気温14度。ちょっど肌寒いスタートです。

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 琵琶湖の東岸、彦根までの道のり。自転車道が整備されてて、快適そのもの。信号もほとんどありません。

ロードバイクに乗り始めてようやく1年になる息子ですが、おおむね後ろから指示を出さなくても、安全に走れるようになりました。

 

最初のころは、ギアをあーせい、こーせい、もっと左に寄れ、信号を見落とすな、などなど、うるさい親父でした。成長した息子の姿に、感無量。

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ペースはおよそ23キロ。1時間ほど走ったところで、最初の休憩(おかしタイム)。

今回琵琶湖一周の為に用意したスペシャルなアイテムをご紹介。

まずはフロントバッグ。今回は 「おやつかばん」 として採用。ペットボトルが入らない、服など入れるとすぐにいっぱいという微妙なサイズですが、おやつ専用かばんとして割り切れば、とても便利なサイズ。

 

続いてISMの先割れサドル。もともと付いていたサドルでは面白くないので、ロードバイクに付けているこの妙な形のサドルとカーボンシートポストごと交換。今回レーサーパンツは無しで、150キロ走りましたが、実に快適でした。

 

只今イチオシのペダルシステム「POCHITTのペダルストラップ」 がっちり幅の広いベルトで、かぽっとシューズを包み込みます。通常のトークリップ&ストラップのように、線で押さえつけないので、シューズのひもで引っかかったり、局所的に圧迫されることがありません。

 

ライト。フロントバッグを取り付けるときに弱点が、ハンドルにライトを取り付けられなくなること。そんな時は、アダプターを使って、ライトの位置をここに持ってきます。走りながらのライトの操作はできませんが、地面に近いところから照らすため、より明るく、効率的です。

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  一番のお勧めがこのトップチューブバッグ。左右対称なデザインと、フレームにあたる部分の絶妙なアールのおかげで、走行中に左右にふらふらゆれたり、傾いてくるということがほぼありません。

底にタオル地のハンカチを敷いてクッション材とすれば、カメラが一瞬で取り出せます。

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biwako20101018-06.jpg近江八幡あたりを通過。遠くに気球が4つ浮かんでいました。

牛(近江牛)が放牧されていたり、のどかです。

同じく琵琶湖一周に挑戦するライダーともすれ違います。

 

 

 

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 滋賀県といえば、この看板。安全坊や。実は滋賀県が発祥の地で、設置数も日本一。

町内会で 「原本」 が大切に保存され、複製されていくようです。

 

 

 

 

 彦根から米原、長浜区間はやや交通量が多くなりますが、長浜を越えたころから、この青空。

スタート時の気温は14度どやや寒かったのですが、ようやく20度を超えてきました。

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 10時半ごろ、道の駅「湖北みずどりステーション」 で早めの昼食。ここまでの走行距離67キロ。

息子はちょっと疲れ気味でしたが、お昼ごはんのとんこつラーメンと、ハイチュー追加で元気回復。

 

最大の難所、賊ヶ岳トンネル をさける為に、ちょっとした峠を登って、このヶ岳隧道を走ります。

薄気味悪い雰囲気が、記憶に残ります。

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 トンネルを抜けると・・・・・

 

こんな大パノラマ。絶景なり。これぞ奥琵琶湖。

 

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 そのあとちょっとしたハプニング。この後予定していたトンネルが、工事中で一方通行規制。ちょうどこちらからは行けず・・・・

 

しかしちょっとだけ北側にあるトンネルを通過することで、問題解決。

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 再び琵琶湖湖畔沿いのルートに。奥琵琶湖と呼ばれるこの辺りは、水面の高さと道路の高さが近く、まるで湖の上の走っているかのよう。

琵琶湖一周の中でも最も景色のよいところです。

春には桜の名所としても有名です。 

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 すると、道端にお猿さんを発見。

自宅近くの箕面(大阪府)のサルは人間が近づいても、ちっとも逃げませんが、ここの猿はまだ人間になれていないようで、すぐに逃げられてしまいました。

 

 

 

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 マキノ町を過ぎたころ、ピカピカに手入れされたランドナーの男性に、ゆっくりぬかされました。

すると息子のスイッチが入りました。二人で走るとついついペースが単調になりがちですが、微妙なスピードでぬかされると、ついつい抜き返したくなるのが、子供というもの。

それまで時速20キロペースに落ちていたのですが、この後1時間ちょっとは時速26キロくらいに。

ときどき向かい風がきつくなります。

そうしている間に、スタートしてから100キロ通過。

お米プラザで別れた母親と妹が遊んでいる、琵琶湖こどもの国 も通過。

 

110キロを超えたころ、サイクリングロードは一旦無くなり、国道161号線(高島バイパス)を走ります。途中2車線から1車線に変わるあたりで、週末は必ず渋滞します。

今日もやっぱり渋滞していました。

 

広島の厳島神社のような鳥居が琵琶湖に浮かぶ、白髭神社を通過。 

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 この後サイクリングロードは、国道を行ったり来たりするのですが、少々道がわかりにくいのと、走りにくい。

息子の車道走行もかなり安心してみていられるレベルになっているので、今回はそのまま国道を走行。

 

さて今回の私のパートナー。ライトウェイ・シェファード(2011)。

ライトウェイの中では、「戦略車」 ともいえるべき存在。 価格の割に相当凝ったフレームを採用しています。「ハイドロフォーミング」といわれるアルミフレームなのですが、パイプの太さが太くなったり細くなったり、はたまた断面形状が滑らかに変化しています。

かなりコストのかかる作り方なのですが、その分個性的でかっこいいスタイルを実現。

 

そのシェファードに私なりの味付け。初めの方にも紹介しましたが、サドル・シートポストを交換し、フロントバッグ、トップチューブバッグの取り付け。ライトを前ハブに取り付け、ボトルケージ・ボトルを取り付け。ペダルはペダルストラップを取り付けました。

もちろんスピードメーターも取り付けました。走行距離がわかるというのは、ペース配分を判断するにも、必須です。

更には、ハンドルの高さを低くするため、ステムを上下逆に取付。
コラムスペーサーの位置を調整することで、ハンドルの高さが、およそ30ミリほどダウン。

ハンドル位置が高い自転車の場合、一見楽そうなのですが、実は体重のほとんどがサドルに集中してしまい、逆にお尻が痛くなりやすいのです。

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 ハンドル回り。あえてコックピット周りと呼びたいくらい、すっきりと、機能的に収まりました。

(息子は信号待ちの度に、フロントバッグからお菓子をむさぼっていましたが・・・)

 

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そしてついに、4時15分。
道の駅「お米プラザ」 に帰ってきました。

息子も元気。さっそくトイレで我慢していたものを出していましたが。

 

最終結果は

  • 時間 8時間50分
  • 実走行時間 7時間5分
  • 平均速度 21.1キロ

 

予定では、「およそ10時間」 と見ていただけに、まずまずのタイムだったと思います。息子もけろっとしていました。 biwako20101018-17.jpg

 昨年11月の琵琶湖一周(一泊二日)、今年4月の淡路島一周(一泊二日)、今年9月の淡路島一周(1日)に続いて、琵琶湖一周(1日)を達成。

次回は、来年春に、淡路島の完全一周を計画しております。(息子は無言でしたが・・・)

 

  • text あさひ岩田
     

 


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