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タッキーで幕開け!帝劇100周年

 タッキー&翼の滝沢秀明(28)が19日、都内で、東京・帝国劇場の開場100周年記念公演第1弾となる主演舞台「新春 滝沢革命」(2011年1月1〜27日)の製作発表を行った。伝統ある帝劇のメモリアルイヤーで大役を任された若き座長は、「100周年の幕開けは皆さんもやりたいのに、自分が選ばれて幸せ」と誇らしげ。過去に帝劇で歌われた名曲メドレーを劇中に取り入れるなどの、“お祝いプラン”を明かした。

  ◇  ◇

 帝国劇場の1世紀にも及ぶ歴史は、1911(明治44)年3月1日の開場から始まった。同4日からは、歌舞伎俳優・尾上梅幸らによるこけら落とし公演「頼朝」を上演。明治、大正、昭和と時代は流れ、「復活」「人形の家」の松井須磨子、「モルガンお雪」の越路吹雪といったスターたちが劇場を彩ってきた。

 タッキーもまた、帝劇の伝統を継承する1人。2004年1月、21歳のときに「Dream Boy」で同劇場史上最年少で座長を務め、その記録は今も破られていない。そして今回、栄えある“100周年幕開け公演”で主演に指名された。

 09年に帝劇で初演され、3年目を迎える「滝沢革命」。お祝いの気持ちを込めて、滝沢座長は「100年間歌い継がれてきた曲で、スペシャルメドレーをできたら。自分でも曲を作って、“おめでとうソング”のようにしたい」と演出プランを練る。松井須磨子「カチューシャ」や美空ひばり「銀座ブギ」などを候補に、オープニングで約20分間のショーを予定しているという。

 また、滝沢はメモリアルステージで、森光子(90)との“共演”を熱望。森は「放浪記」で何度も帝劇の舞台を踏み、今年1月には「滝沢革命」との同時興行「人生革命」で主演をこなしており、「100周年を森さんと一緒に迎えたい。どういう形か分からないけど、いい形で協力していただけるとうれしい」とラブコールを送った。

 「自分の年代で100年の歴史を語ることはできませんが、100年の歴史に花を添えるステージにしたい」。タッキーが最高のパフォーマンスで、帝劇100歳を祝福する。

(2010年10月20日)

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