歌手・松田聖子(48)が、大ヒット曲「SWEET MEMORIES」を歌い、アニメのペンギンキャラクターと共演し話題を集めたサントリーのCMが復活することになった。1983年から放送された当時の映像と曲がリンクした内容のサントリー「ボス ホットシルキーブラック」の新CMで“再共演”が実現したもの。あのころを思い出させる懐かしくて新しいCMは世代を超えて話題となりそうだ。
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新CMは、ステージに立つ「シルキー歌姫」こと聖子が「なつかしい、痛みだわ〜♪」と「SWEET MEMORIES」を歌い出すと、回想シーンのようにペンギンのアニメーションがインサート、楽団員たちが温かな過去の思い出に涙するというストーリー。
ペンギンは1983年放送開始のサントリーの缶ビールのCMに“出演”していたキャラクター。ペンギンのかわいらしさと、ペンギンが歌っていた聖子の「SWEET‐」が話題となり大ブームとなった。
撮影では、かつてのCMの映像に合わせた動きで世界観を表現し、当時のCMを見た聖子も「懐かしい〜」と笑顔。「80年代当時のペンギンのCMは、今見てもとてもかわいくて、胸がキュンとします。デビュー30周年の今年、再びかわいいペンギンたちと共演できるなんて夢にも思っていなかったので、とてもうれしいサプライズでした」と“共演”に大感激の様子だった。
曲も今回、CMのために27年ぶりにレコーディングし直し、「毎回歌うたびに、胸がドキドキワクワクする不思議な歌です」とあらためて楽曲の魅力に気づいたそう。デビュー30周年を迎え、ますます歌声に円熟の深みを増した聖子だが、「なんだか初心に戻れたような気がします」と振り返っていた。