人気グループ、嵐のコンサートチケットを売ると偽り代金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は20日、詐欺の疑いで群馬県伊勢崎市のアルバイト、佐藤ひかる容疑者(23)と、同居の無職鹿沼広樹容疑者(32)を逮捕した。同課は、2人が昨年9月〜今年1月、逮捕容疑を含めて6人からチケット代金をだまし取り、被害総額は約70万円に上るとみている。
逮捕容疑は昨年12月、インターネットの掲示板に、名古屋市で開催される嵐の公演チケットを売ると書き込み、購入を申し出た都内の無職の女性(23)に、2枚分の代金約1万4千円を銀行口座に振り込ませてだまし取った疑い。チケットが郵送されず2人と連絡も取れなくなったため、女性が警視庁に届け出た。
(2010年10月21日)