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Bs岡田監督「1本釣りもあるよ」ドラフト会議に秘策

 28日のドラフト会議を前にオリックスの岡田彰布監督(52)は20日、2年連続の“1本釣り”を示唆した。「あまり(指名が)集まるようならな…。1本釣りもあるよ」。策士が本番を前に不敵な笑みを浮かべた。

 「1位は重複するのは仕方ない。クジ引きになるんちゃうか。(ただ)情報に“絶対”はない」

 球団は名前こそ明かしていないが、即戦力右腕の大石達也(早大)を1位指名する方針を固めているもよう。だが、他球団との競合は確実で、仮に抽選を外せばダメージも大きい。そのため直前で指名回避する可能性もある。

 菊池雄星(花巻東)の1位指名が予想された昨年も、フタを開けてみれば、即戦力左腕・古川秀一(日本文理大)の“1本釣り”に成功し、周囲をアッと驚かせた。会議後に岡田監督は「一度も菊池雄星(を指名する)とは言ってない」と言ってのけた。

 きょう21日には熊野スカウト部長らが早大に出向いて応武監督と面談。大石が本命には違いないが、今年も今のところ指揮官の口から「大石」の2文字は出ていない。2年連続のマジックが飛び出しても不思議はない。

[ 2010年10月21日付 ]

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