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人気マンガ「PLUTO」がハリウッドで実写化

 「MONSTER」「20世紀少年」などで知られる漫画家の浦沢直樹氏(50)の人気漫画「PLUTO」がハリウッドで実写映画化される。

 「アイス・エイジ」(02年)などを手掛けた米プロデューサーのクリス・メレダンドリ氏が製作し、監督、脚本、キャスト、公開時期などはこれから決める。

 「PLUTO」は手塚治虫さんの傑作「鉄腕アトム」のエピソードの一つを浦沢氏がリメーク。人間とロボットが共存する世界を舞台に、ロボット刑事「ゲジヒト」や「アトム」がテロリストと戦うアクション漫画だ。

 映画の製作には、手塚さんの長男で手塚プロダクションの手塚眞氏(49)も加わり「手塚治虫と浦沢直樹のコラボレーションは、黒澤明と北野武が出会ったような漫画の大ニュース。そこにグローバルな映画のアーティストたちの手が加われば、その興奮は数倍にもなる」と期待する。

 メレダンドリ氏は手掛けた映画の総興行収入が20億ドル(約1620億円)を超えるヒットメーカー。全米公開中の「怪盗グルーと月泥棒3D」(29日日本公開)は全米アニメ映画歴代10位の興行成績を記録した。「PLUTO」の実写化について「キャラクターと心温まるストーリーに感動したんだ」と話している。21日には第23回東京国際映画祭(23日開幕)に参加するため来日。新作の全容を明らかにすることになりそうだ。

 浦沢氏は「“PLUTO”を描くことはとてつもない挑戦でした。今回、その実写映画化に挑む新たなチャレンジャーが現れました。大の手塚ファンの私は期待を込めて見守りたい」と話している。

 ▽「PLUTO」 原作は浦沢氏が大好きな「鉄腕アトム」のエピソード「地上最大のロボット」。03〜09年に「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載。全8巻の単行本は850万部以上を売り上げた。主人公はドイツの世界最高水準のロボット「ゲジヒト」。アトム、ウラン、お茶の水博士、天馬博士などアトムでおなじみのキャラクターが登場。平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年10月21日 ]

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