サンドバッグに強烈なパンチをたたき込むローマン・ゴンサレス
「ＷＢＡ世界ライトフライ級暫定王座決定戦」（２４日、両国国技館）
世界２階級制覇を狙うＷＢＡ世界ミニマム級王者のローマン・ゴンサレス（ニカラグア）が１９日、東京・神楽坂の帝拳ジムで公開練習を行い、ＫＯでの王座獲得へ自信を見せた。当初、同級王者ファン・レベコ（アルゼンチン）に挑戦する予定だったが、レベコが腎臓結石の手術で入院したため、今月６日に急きょフランシスコ・ロサス（メキシコ）に変更。「相手が変わっても力を抜くようなことはしない」と気持ちを引き締めた。
ロサスとは昨年２月に対戦し、きん差の判定勝利で王座防衛に成功した。父のルイス・アレベルト・ゴンサレス氏は「今回は必ずＫＯを狙わせる」と強気のコメント。ゴンサレスは「コンディションは最高。前回、ロサスとやった時は計量後に食べ過ぎて下痢をした。でも今回は大丈夫。ベルトを取ったらライトフライ級で戦っていく」と笑顔で意気込みを語った。
(２０１０年１０月１９日)