ホリプロとのマネジメント契約を検討している雄星
西武のドラフト1位・雄星投手(19)=花巻東高=が芸能事務所・ホリプロとのマネジメント契約を検討していることが20日、明らかになった。ホリプロは元日本ハムの岩本勉氏も所属しているが、現役のプロ野球選手との契約となると初のケースだ。
将来のプロ野球界を背負う可能性を秘めた左腕は、入団当初から複数のマネジメント事務所から注目を集めてきた。その中で本人が選択したのは、歌手・和田アキ子ら超大物芸能人が所属するホリプロとの契約だった。
これも来季の飛躍に向けた“足場固め”だ。黄金ルーキーとして期待された今季は左肩痛の影響もあり1軍昇格すら果たせなかった。現在は宮崎のフェニックスリーグに参加せず、残留組として西武第二球場でランニング中心のメニューをこなして来季に備えている。
野球だけに専念する環境を整えるためにもマネジメント契約を結ぶ考えで、好奇心旺盛な雄星だけに、視野を広げたい思いもあるようだ。今後、球団と話し合いを行った上でホリプロとの契約を最終決定する。
(2010年10月20日)