廣木隆一監督、スッピン蒼井優めちゃかわいい…「雷桜」

「若い人に見てほしい」とＰＲした廣木隆一監督

　俳優・岡田将生（２１）と蒼井優（２５）が共演した映画「雷桜（らいおう）」がＴＯＨＯシネマズ梅田ほかで２２日に公開される。メガホンは「ヴァイブレータ」「余命１ケ月の花嫁」などラブストーリーの名手・廣木隆一監督（５６）。時代劇挑戦は初めてだが「自分の時代劇を作ろう」と恋愛色を色濃く打ち出した。

　将軍家に生まれた斉道（なりみち）と、山で育った雷（らい）の身分違いの恋。野生の雷役にノーメークで挑んだ蒼井を「僕、変態だからすっぴんで出てほしくて。『肌汚いんですよ』って言うけど、それも個性。そばかす、めちゃかわいい」とべたぼめ。ピンク映画からスタートし、女性の描き方に定評があるが「（描く女性は）自分の理想も半分入りつつ撮ってるかな」と分析した。

　次作は４６歳で死去した芥川賞作家・中上健次の「軽蔑」を映画化。同作もやはり「一番好きなので、何やってもきっと入ってくる。パターンがないから面白い」というラブストーリーだ。

　理想の女性像を「雷ちゃん。蒼井優」と言い切る。その言葉通り、蒼井演じる雷を美しく描ききっている。