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阪神などの競合が必至な早大・大石達也投手(22)にはオリックス・岡田彰布監督(52)がかく乱戦術に乗り出すなどドラフト戦線が本格化してきた。
阪神、ソフトバンクなどが1位候補に挙げ、今ドラフト最大の争奪戦が予想される早大・大石について、オリックス・岡田監督がかく乱戦術を打って出た。20日、フェニックスリーグ視察のため訪れた宮崎で、1位指名は確実だが「3、4人は重複するやろうからな。一本釣りの可能性もある」とニヤリ。昨年、花巻東・菊池(現西武)の指名をにおわせ、日本文理大・古川を一本釣りしたように“隠し玉”に含みを持たせた。
「情報に絶対はない。1位がかぶるのはしゃーない。外れ1位よな。(競合でくじ引きを)2回は避けたいからな」。競合の場合、外れ1位も重複する可能性もあるため、ドラフト前日まで他球団の動向を見ながら慎重に判断するつもりだ。
またドラフト1位の抽選クジを11連敗中(外れ1位を除く)の阪神も大石を狙うが、今度こその思いは強い。今日にも菊地編成部課長が、早大との面談に訪れる予定になっている。
(2010年10月21日10時36分 スポーツ報知)