国内最高配当金9億598万円
神奈川県平塚市の平塚競輪は21日、後半7レースの1着を連続して当てる7重勝単勝式の「チャリロト」(1口200円)で1口が的中し、9億598万7400円の配当金を記録したと発表した。サッカーくじ「ビッグ」(同300円)の1等当せん金6億円を大きく上回る国内史上最高額となった。的中したのは山口県の男性だという。
「チャリロト」は2008年4月から発売。購入者は予想せず、コンピューターがランダムに1着番号を選択する方式。的中がなければ次回にキャリーオーバーされ、最高配当金は12億円になる。
ただ、サッカーくじや宝くじの当せん金が無税なのとは異なり、公営競技の払戻金は課税対象。「チャリロト」の公式サイトによると、配当金が12億円の場合は目安として約25%が税金となる。
平塚競輪では発売開始直後の08年6月に7969万8600円の配当金が出た後、2年以上的中がなく、キャリーオーバーが続いていた。
(2010年10月22日)