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最終更新日時：2010年10月22日 00:01

西成の放火殺人　知人の７３歳の男を逮捕

今月、大阪市西成区でアパートの一室が燃え、首に傷のある男性の遺体が見つかった事件で、警察は住人だった73歳の男を放火の疑いで逮捕しました。現住建造物等放火の疑いで逮捕された住所不定・無職の深井政秀容疑者（73）は、今月７日未明、当時住んでいた西成区のアパートで西山稔さん（73）の部屋に放火したとされます。焼け跡から遺体で見つかった西山さんの首などには刃物で切られた跡が複数ありました。深井容疑者は火事直後から行方不明でしたが、２０日、西成区内のスーパーで万引きをしたところ現行犯逮捕されていました。深井容疑者は放火について認め、「西山さんをナイフで刺して殺した」と殺害についても認めているということです。深井容疑者は「部屋を訪れたところ西山さんがいきなり怒ってきた」と話していて、警察は殺害に至る経緯を調べる方針です。

( 2010/10/22 0:00: 更新)

垂水住宅街でクレーン車が電柱３本倒す

神戸市垂水区で、クレーン車のアームが電線に接触し、電柱３本が折れる事故がありました。２１日午後３時２０分ごろ、神戸市垂水区の住宅街で、近くの工事現場で作業を終えて大阪へ帰る途中のクレーン車が、高さ６メートルの所にある電線に接触しました。クレーン車は、アームを伸ばした状態で走っていて、接触した電線を引っ張り電柱３本を倒しました。【近所の人】「ガチャガチャガチャガッチャーンみたいな音がした」「火花がすごい散った」この事故によるけが人はなく、現場付近の住宅が一時停電しました。クレーン車の運転手は「めんどくさくてアームをそのままにして走った」と話していて、警察は事故の詳しい状況を調べています。

( 2010/10/21 23:58 更新)

京都市空き缶条例に人間の鎖で反対

条例案の採決は来週

アルミ缶などの持ち去りを禁止する京都市の条例案について、ホームレスの支援団体などが京都市役所を取り囲む「人間の鎖」を作り条例案に抗議しました。２０日夜、京都市役所にはホームレス支援団体の呼びかけでおよそ３５０人が集まりました。京都市が制定を目指す空き缶回収禁止条例に抗議するため「人間の鎖」を作って京都市役所を取り囲んだのです。京都市はリサイクルの徹底などを理由に、空き缶など資源ごみの持ち去りを禁止する条例改正案を議会に提出しています。これに対し支援団体はホームレスにとってアルミ缶の回収が唯一の収入源であり、命に関わる問題だと反対しています。
【反貧困ネットワーク・湯浅誠事務局長】
「これで命つないでる現実をわかっていもらわないと死ねと言ってるようなもの。世界に冠たる都市の懐の深さを示していただきたい」
　京都市は条例案提出後、ホームレスの就職支援を検討する考えを示しましたが、２１日のの市議会ではまず具体的な支援策を打ち出してから規制を考えるべきだとの意見があがりました。
【民主党・青木よしか議員】
「支援は支援団体や民間にに丸投げでなく、京都市が行うべき」
【共産・西野さち子議員】
「ホームレスやお店をしている方の中にも、空き缶を集めて生計の足しにしていると聞く。条例はそういった方たちを社会から排除する危険を大いにはらんでいる。勇気をもって踏みとどまる決断をしてほしい」
アルミ缶回収で揺れる京都市。条例案は今月末の市議会で採決されます。

( 2010/10/21 23:37 更新)

大阪市が市政改革などの中間案　5年間で約600億円削減

「根っこから市政を変える」と決意語る

大阪市は、外郭団体の削減や年率２パーセントの経済成長目標などを柱とした、行政改革プランの中間案を発表しました。「やりまっせ大阪、やりまっせ関西で前向きに進めていきたいと思っています」。大阪市の平松市長は２１日、市政改革や経済成長戦略についての案を発表しました。それによると大阪市は、高齢者への交通運賃助成事業など、他の都市と比べて高額な事業を見直し、今後５年間で約６００億円を切り詰めるとしています。また、現在１１８ある外郭団体は３分の１以下に減らし、天下りする職員の数や報酬もカットします。このほか、観光など、関西の強みを生かした産業に重点を置いた経済政策で、年平均２パーセント以上の経済成長率を実現し、３０万人の新たな雇用を生み出したいとしています。平松市長は会見の中で、「地域社会が元気で力強いものでなくてはならない。市役所だけの改革ではなく、時代にあった社会の仕組みづくりを目指す改革。それに向けて市政の形を根っこから変えていく」と決意を語りました。大阪市は、大阪府の橋下知事の批判を受けて改革の流れを加速させていて、今年度内に正式な案をまとめるとしています。

( 2010/10/21 19:31 更新)

橋下知事"予定通り"上海へ

”手違い”を強調したが・・・。

上海万博への招待が中止され不快感をあらわにしていた大阪府の橋下知事。ところが、２１日になって中国側が改めて招待を申し出てきたため、受け入れる意向を示しました。【橋下徹大阪府知事】「『手違いがあり、お騒がせしたやっぱり友好のためにもう一度来てほしい』というような要請が文書で来たということであればもういいんじゃないでしょうかね。ここはかっこよく大人になろうかなと」２１日午後、報道陣にこのように語った橋下知事。事の発端は３日前上海万博の事務局が、橋下知事を今月３１日のイベントに招待していたにもかかわらず突然、理由も明かさず中止を通告してきたのです。現地で講演やパネルディスカッションを行うことですでに日程の調整を終えていた橋下知事は不快感をあらわにしました。【橋下徹大阪府知事（１９日）】「いやーもう付き合いにくい国ですよ。中国みたいな人間にはなりたくない。マイナス２万点ですわ」関係悪化が懸念される中府と中国側は水面下で調整を開始。２１日になって中国側は「事務局のミスだった。お騒がせしたが友好のため橋下知事の出席を希望します」と文書で通知し橋下知事も受け入れる意向を示しました。一件落着とはいえ単なる「手違い」とは思えませんが・・【橋下徹大阪府知事】「全て真実を明らかにしてうまくいくというわけではないので、今後の日中関係一歩踏み出すためにも『手違い』というところで」中国側とのやり取りについて多くを語らなかった橋下知事。上海万博では中国の要人とも話をし関係を築き直したいとしています。

( 2010/10/21 19:27 更新)

大阪地検証拠改ざん隠ぺい事件　前部長ら起訴・懲戒免職

”徹底抗戦”のまま舞台は法廷へ

大阪地方検察庁の特捜部を舞台にした証拠品改ざん事件で、最高検察庁は２１日、当時の部長と副部長を犯人隠避の罪で起訴しました。２人は１２日付で懲戒免職処分となりました。

「前代未聞の事態に至ったことについて改めて国民の皆さんに深くお詫びいたします。」（大林宏検事総長）

検事総長自らが会見し、一連の事件捜査の区切りを強調した最高検。
起訴されたのは、大阪地検特捜部の前の部長大坪弘道（５７）被告と元副部長佐賀元明（４９）被告です。起訴状などによりますと、２人は、証拠隠滅の罪で起訴された前田恒彦被告（４３）が証拠品のフロッピーディスクのデータを改ざんしたことを今年１月、部下から報告されました。そして、前田被告本人からも、「改ざんした」と告白されていましたが、「過失による証拠管理ミス」として説明するよう指示。部下らに口止めしたうえで、上司だった大阪地検の小林敬検事正と玉井英章前次席検事に、「問題ない」と嘘の報告をして前田被告の犯罪を隠蔽したとされます。
２人は一貫して「過失との報告で改ざんとの認識はなかった」と無実を主張しています。

「この事態を重く受け止め、当庁としても国民から信頼される検察を取り戻すために全力を尽くしてまいりたいと考えています。」（柳俊夫・大阪高検検事長）
法務省は大坪被告と佐賀被告について、２１日付けで懲戒免職処分とし、２人は人事院に不服申し立てをすることにしています。また、事実関係を調査しなかったなどとして、大阪地検の小林敬検事正と玉井英章前次席検事についても減給処分とし、２人は２２日付で辞職します。
組織を揺るがす事態に大阪地検特捜部長などを歴任し、その後、検察トップの検事総長も務めた検察ＯＢは…

「こんなことがあっていいのかと、怒りの気持ちが強いです。捜査をやる人間はその手続きの中で『一つの嘘も入れてはならない』と、上司に報告するにしても、対外的に発表するにしても『必ず真実を述べよ。嘘を入れてはならん』と私はずっと言ってきた。真相を明らかにして、どうやって今後対策が立てられるか（検察は）そこに早く目を向けるべきだ」（元検事総長・土肥孝治弁護士）

最高検と元特捜幹部、全面対決の舞台はいよいよ法廷へ。
大坪被告は接見した弁護士に対し、「裁判では品格をもって正々堂々と戦いたい」と話しているということです。

( 2010/10/21 19:27 更新)

里子にわいせつ行為で６２歳の男を逮捕

杉岡容疑者の自宅

里子として預かっていた女子中学生に自宅でわいせつな行為をしたとして滋賀県甲賀市の６２歳の里親が逮捕されました。

強制わいせつの疑いで逮捕されたのは滋賀県甲賀市の無職・杉岡博容疑者（６２）です。調べによりますと杉岡容疑者は去年８月、里子として預かっていた当時１４歳の女子中学生が自宅で寝ていた際に、女子中学生の服の中に手を入れて胸を触った疑いが持たれています。女子中学生は、普段、児童福祉施設に入所していますが、事件当時、県のホームステイ制度を利用して里親の杉岡容疑者の自宅に宿泊していたということです。警察の調べに対し杉岡容疑者は「やっていない」と容疑を否認しているということです。

( 2010/10/21 15:02 更新)

橋下知事上海出張へ

橋下知事

大阪府の橋下知事が上海万博のイベントへの出席を断られていた問題で、中国側は「手違いだった」と改めて招待する意向を示しました。

中国の上海万博事務局は橋下知事に対し、今月３１日のイベントへの出席を要請していましたが今月１８日になって突然「中止することになった」と一方的に通知し、橋下知事は対応を強く非難していました。しかし中国側は２１日になって「万博事務局の手違いだった。出席いただきたい」と文書で通知し、橋下知事も受け入れる意向を示しました。橋下徹大阪府知事「『手違いがあり、お騒がせした』と。『やっぱり友好のためにもう一度来てほしい』というような要請を文書で来たということであればもういいんじゃないでしょうかね。ここはかっこよく大人になろうかなと」橋下知事は予定通りスピーチを行うことになっています。

( 2010/10/21 15:02 更新)

死亡ひき逃げ　８６歳男逮捕

兵庫県朝来市の現場

２０日夜遅く、兵庫県朝来市の国道で男性がひき逃げされ死亡した事件で、車を運転していた８６歳の男が逮捕されました。

ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、朝来市の無職・足立政應容疑者(86)です。この事件は２０日午後１１時ごろ、朝来市山東町の国道で、７０歳くらいの男性がひき逃げされ、死亡したものです。足立容疑者は、２１日午前０時半ごろ、長男とともに現場を訪れ、その場にいた警察官に「豊岡市の温泉から車で帰る途中、何かにぶつかったようだ」と話したということです。警察が足立容疑者の車を調べたところサイドミラーやフロントガラスが割れていたことから、足立容疑者を逮捕しました。足立容疑者は「人とは思わなかった」と容疑を否認しています。警察は男性の身元を確認するとともに、詳しい状況を調べる方針です。

( 2010/10/21 12:31 更新)

芦屋市職員逮捕で、市役所を捜索

芦屋市役所の捜索

兵庫県芦屋市の職員が、下水処理場の改修工事を受注した業者から商品券を受け取ったとされる事件で、兵庫県警は、市役所の捜索を行いました。

午前１０時前、兵庫県警の捜査員１５人が芦屋市役所に立ち入り家宅捜索を始めました。この事件は、芦屋市の下水処理場の場長補佐・安堂芳信容疑者（４５）が、処理場の設備改修工事を受注できるよう業者に便宜を図った見返りに商品券およそ２０万円相当を受け取った疑いで逮捕されたものです。安堂容疑者は容疑を認めています。調べによりますと、贈賄側の業者がこの７年間に市から受注した４７件の工事のほとんどが随意契約によるもので、警察は２１日中に関係先５ヵ所を一斉に捜索し癒着の経緯などを調べる方針です。

( 2010/10/21 12:30 更新)

障害者就職面接会

厳しい雇用情勢が続く中、障害者の就職を支援しようと大阪で面接会が開かれました。

障害者就職面接会は、大阪労働局が開いたもので障害者の中途採用を予定している企業８６社が参加しました。午前９時半の開場とともにたくさんの障害者が訪れ早速企業と面接を行っていました。昨年度大阪府で就職を希望する障害者は１万人を超えましたが、実際に就職できたのはおよそ３０００人にとどまっていて厳しい雇用情勢が続いています。面接を受けに来た人は、「一般の人の就職が大変なので障害者はもっと大変」と話していました。この面接会は、21日午後４時半まで行われおよそ１２００人が面接を受ける予定です。

( 2010/10/21 12:08 更新)

ヨーロッパで人気の古伊万里展

兵庫陶芸美術館

兵庫県の篠山市では江戸時代、日本からヨーロッパなどに輸出され、珍重された古伊万里の展覧会が行われています。

会場で一際目をひくのは、江戸時代に海を渡り、ヨーロッパで現地の職人によって金色の装飾を加えられた古伊万里の壺です。王侯貴族に愛されたその鮮やかさは数百年を経た今も色あせることはありません。この展覧会ではパリ在住の古伊万里の収集家、碓井文夫さんが集めた選りすぐりの名品１６５点が展示されています。当時、中国で磁器の輸出が禁止されたため日本の磁器への需要が高まり、ヨーロッパでは柿右衛門様式の皿や部屋の装飾のための大型の花瓶など、王侯貴族たちの趣味を反映した古伊万里が人気を博しました。この特別展は、来年１月１０日まで兵庫県篠山市の兵庫陶芸美術館で開かれています。

( 2010/10/21 12:29 更新)

兵庫県朝来市でひき逃げ　高齢男性が死亡

２０日深夜、兵庫県朝来市の国道で、高齢の男性が血を流して倒れているのが見つかりました。男性は死亡し、警察はひき逃げ事件とみて調べています。

２０日午後１１時ごろ、朝来市山東町で、通りがかった人から「国道を老人が歩いている」と通報がありました。警察がかけつけたところ、通報のあった場所から約１・５キロメートル東に離れた路上で男性が頭から血を流して倒れているのが見つかりました。男性は７０歳くらい、グレーのジャンパーにジャージのズボン姿で病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。現場にはミラーのかけらが落ちていて、近くに住む人が「ドーン」という音を聞いていたということです。現場の状況から男性は、京都から兵庫方面に向かって走る車両にはねられたとみられます。警察は男性の身元を確認するとともに、ひき逃げ事件とみて捜査を進めています。

( 2010/10/21 12:11 更新)

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